シンガポールの定番!マリーナエリアのおすすめレストラン5選
シンガポールで楽しむグルメには、シチュエーションなども含めて実にさまざまな味わいが楽しめます。マリーナエリアでは夜景を望みながらチリクラブを堪能したり、街中で名物チキンライスに舌鼓を打ったり、高級リゾートでアジアのベストレストランでディナーを堪能したり……それぞれときめく時間を約束してくれます。
シンガポールは中華系、マレー系、インド系など複数の民族からなる国家です。そのため文化や建築物などもさまざまな伝統が融合し、独特の空気感を醸し出しています。
食べ物も例外ではなく、チリクラブ、海南風チキンライスからラクサまで、多くのローカルフードが訪れる者の舌をうならせていますね。B級グルメの存在感の強さはシンガポールならではといえます。
一方、経済都市として富裕層が集まることもあり、格別な料理を出してくれる高級レストランも無視できません。最近では“Asia’s 50 Best Restaurants”にも複数のお店がリストアップされるなど、世界中で注目を集めているシンガポールグルメの中から、おすすめのレストランを紹介します。
シンガポールの代表的なローカルフードである「チリクラブ」。その発祥の店と言われるのが、ここパームビーチです。こちらの店舗は1956年創業の老舗であり、客席は店内とテラス席に分かれています。テラス席はマリーナベイ・サンズの目の前なので、予約のうえテラス席の利用がおすすめ。
名物のチリクラブは、ぎっしり詰まったカニ(スリランカクラブ)の身をピリ辛のソースに付けていただきます。揚げパンを一緒に注文して、チリクラブのソースにつけて味わうのもおいしい食べ方でしょう。
チリクラブは時価、ピリ辛の味付けにビールが進むこともあってトータル料金は若干高めになりがちですが、満足度の高い時間を過ごせるはず。
シンガポールのもう一つの人気料理がチキンライス。値段の安さと味で地元の人たちに人気の『ウィーナムキー』がおすすめです。
チキンライスは一般的に鶏肉をローストするものとスチームするものがあり、こちらのウィーナムキーではローストしたものが人気。皮はパリッとしていますが、中身は柔らかくジューシー。一つの料理で食感の違いを楽しめるのも醍醐味です。
予約は数か月先までいっぱいという超人気のお店。シドニーの人気レストラン『Tetsuya’s』のオーナーシェフ和久田哲也氏が、マリーナベイ・サンズのオーナーに口説きおとされて作ったお店でもあり、オープン当時は大きな話題になりました。アジアのベストレストランにも何度も選ばれています。
世界中から集められた極上で新鮮な食材を使用し、和をベースに洋のエッセンスを取り入れた料理が人気。サービスに関しても客に心地よく過ごしてもらうため、スタッフの意識統一がされおり、個室一室に対して専任のシェフがつくというのもワクギンならではのこだわりです。
こちらで過ごすひと時は最高なものになることでしょう。店内からはマリーナベイ・サンズの光のショーを楽しむこともできますよ。
ミシュラン1つ星を獲得している台湾の人気レストラン『鼎泰豐(ディンタイフォン)』。シンガポールのマリーナベイ・サンズにいながら、本場台湾の小龍包を楽しむことができます。
小龍包以外にもスープやチャーハン、麺類などもおすすめ。予約ができないため、ランチタイムやディナータイムなどのピークの時間帯では1時間待ちもザラ。待つのが苦手という場合、ピークの時間帯を外して訪れるのがおすすめです。
アメリカを代表するスターシェフであるウルフギャング・パックが開いたアジア初の旗艦店舗。マリーナベイ・サンズの最上階57階に位置し、屋外バーの目の前にはマリーナベイ・サンズの有名なインフィニティ・プールが広がっており、シンガポールの絶景を眺められます。
洗練された雰囲気の店内でウルフギャング・パックならではの独創的なカルフォルニア料理や、季節ごとのメニューが楽しめると人気です。テラスラウンジでは朝7時からモーニングビュッフェも行っており、開放的な空間で食事ができます。
注意したいのはドレスコードで、ダイニングルームはビジネスカジュアル(長ズボンに襟付きシャツ、足の甲が隠れる靴)、テラスはスマートカジュアル(水着やジム用のウエア、バスローブ着用やスリッパ履きはNG)です。
また、年齢制限もあり、ダイニングルームは13歳以上、21時以降のテラス席は19歳以上となっています。
※本記事は2016年11月時点の情報です
更新日:2025/05/02