上海ツアーならここへ行け! 押さえておくべき最旬エリア3つ
中国を代表する大都市・上海。歴史が感じられる外灘(バンド)、多くの観光客で賑わう定番エリア豫園、上海一の繁華街・南京東路…… 発展し成長し続けている上海で、今、イチオシのエリアをご紹介します!
中国を代表する大都市・上海でも特に歴史的建造物が立ち並ぶエリアである外灘(バンド)は、上海の歴史を楽しみながら、美しい建造物が立ち並ぶ通りで散策を楽しめる場所として、多くの観光客が訪れるスポットです。
外灘は、上海の北に位置する蘇州河(そしゅうが)から南側の延安東路の中山東一路という通りまでのエリアを指します。このエリアは、19世紀後半に英米を中心とした欧米列強国の共同祖界となった場所で、波乱万丈な歴史にもまれた場所ともいえます。
最盛期には150万人以上のさまざまな人種の人々が生活しており、多様な文化を今日まで残してきました。欧米列強国が長らく管理していた場所であるため、当時の面影が残る西洋の古い建造物や街並みが楽しめます。
当時利用されていた建物は、現在ではレストランやカフェ、ブティック、ホテルとして利用されています。散策するうちに、あなたのお気に入りのお店が見つかるかもしれません。
外難からほど近い豫園エリアは、400年以上前に作られた古代名園・豫園や、庶民派市場の福佑門小商品市場、下町情緒溢れる上海老街などがある人気エリア。土日平日関わらず、多くの観光客で賑わう定番観光エリアです。
一番のおすすめスポットは食べ歩きとショッピングが楽しめる豫園商城。古代名園・豫園を囲むようにして作られている場所で、赤を主体とした鮮やかな色彩が美しい伝統建築と、あちこちに浮かぶ提灯のコンビネーションは、きっと忘れられない光景になること間違いなしです。
夕方には豫園全体がライトアップされ、昼間とは全く違う雰囲気になりますので、お昼と夕方に分けて訪れてみることをおすすめします。
最寄り駅は地下鉄10号線・豫園駅。出口から中国風の建物が集まっている場所が見えますので、そこを目指しましょう。敷地内には、茶葉ショップ、チャイナドレスショップ、お箸ショップなど、中国を感じられるお土産屋さんがたくさん!クリスマスやハロウィンなどの季節イベントが近くなるとイベントに合わせた品揃えも増えます。
飲食店は、天津や小籠包などの老舗中華料理店だけでなく、ローカルフードを揃えたフードコートも多くあり、1人だけだと老舗料理店には入りにくいと感じている1人旅の人も美味しい食事を楽しめるスポットとなっています。
100年以上の歴史を持つ老舗百貨店や建築物が立ち並ぶエリア、南京東路。中心部にある人民広場を東と西に分けたエリアにあり、東側にあるのがこの南京東路です。上海に来た観光客が必ず訪れると言っても過言ではなく、上海一の繁華街ともいわれています。
最寄り駅は地下鉄1・2・8号線の人民広場駅、もしくは2・10号線南京東路です。巨大なデパート群や、食べ歩き用スタンドショップがたくさんあり、歩くだけでも楽しい繁華街通りです。
おすすめスポットは1918年創業の永安百貨。ショッピングだけでなく、戦前の上海の歴史に触れてみたい方々や建築に興味がある方々に大人気の老舗百貨店です。永安百貨周辺にあるクラシックカーのディスプレイやレトロストリート・永安休閑街も、昔の上海を思わせるような雰囲気が味わえます。
また、食べ歩き用スタンドショップは、お焼きの中にお肉がぎっしり詰まった鮮肉月餅や濃厚なミルクティー、串焼きなど、街歩きしながら楽しめるものがずらり。列ができているショップに並んで、おいしいローカルフードを頬張りながら、繁華街歩きを楽しんでみましょう!