シドニーで博物館めぐり。アカデミックな旅におすすめ5選はこちら
シドニーは緑豊かな公園や美しい街並みが魅力ですが、中心地区には博物館や美術館も充実しています。オーストラリア博物館のような文化や科学を学べるものはもちろん、ブリッジ・クライム・ビジター・センターのようなピンポイントで楽しめるスポットも。交通の良い場所も多いので、効率よく見てまわりましょう。
シドニー市内には、オーストラリア独自の歴史や文化を紹介するユニークな博物館が数多くあります。オーストラリアやシドニーのことをもっと知りたいなら、ぜひ足を運んでみましょう。
1820年代に建てられた、オーストラリア最古の博物館。自然科学、人類学、動物や昆虫など幅広いジャンルのコレクションをそろえます。
1階にはいろんな動物の骨格標本セクションが展示され、2階には世界的にも価値の高い鉱物コレクション、『Albert Chapman Mineral Collection』が公開されています。アボリジニアートも扱っており、アボリジニの歴史や文化も深く学べます。
総督官邸の跡地に建つシドニー博物館では、植民地時代の生活や文化がわかる資料や民族衣装などが詳しく展示されています。植民地時代、シドニー湾に入港した11隻の船の再現模型は圧巻です。
シドニーのランドマークでもあるハーバーブリッジ。この橋を登るブリッジ・クライムは、シドニー観光では人気のアクティビティです。
このオフィスに併設されるブリッジ・クライム・ビジター・センターは、ハーバーブリッジ建設当時の様子を、パネルやショートフィルム上映で学べる施設。ギフトショップもあり、ブリッジ・クライムをしなかった人も入場無料で楽しめます。
2010年に世界文化遺産に登録された「オーストラリアの囚人史跡群」のひとつが、この博物館です。
もともとは流刑囚の建築家フランシス・グリーンウェイにより男性囚人宿泊所として建築され、その後は移民の収容所や政府庁舎などとしても使用され、1984年からは博物館として営業しています。
見どころは当時の生活道具や小さなハンモックが並ぶ寝室などの、生活の様子をうかがわせる遺品の数々。日本語のオーディオツアーもあるのもうれしいポイントです。
シドニーで最も古い地域ロックスの一角にある小さな博物館。先住民アボリジニの時代からのロックスの歴史を、出土品やイラストの展示、映像などで紹介しています。
建物自体も、今から150年以上前の倉庫を改装したもの。入場無料なので、ぜひ足を運んでみましょう。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/10/04