【台北で人気の胡椒餅】観光客におすすめのお店6選
台北で人気の「胡椒餅」をご存じでしょうか。中国・福州で親しまれる「葱肉餅」をもとに生まれた「胡椒餅」は、小籠包と肩を並べるほど人気の台湾小吃のひとつ。パリパリ、もちもちの食感が魅力で、一つでさまざまな味わいを楽しめます。
小腹がすいたときのテイクアウトフード「小吃(シャオチー)」の一つである胡椒餅。豚肉とネギ、胡椒をベースに仕込んだ餡(あん)を、小麦粉使用の皮で包んだ、人気のB級グルメです。
200℃前後の高温の窯で焼き上げた皮はパリッと香ばしく、中は肉のうまみたっぷりの餡。アクセントのネギの風味が味わえる一品です。
台湾では夜市や屋台で食べられている現地の人々にはおなじみの胡椒餅。ただし、餡の風味や皮の食感は店によってさまざまです。
せっかく現地へ行ったからには、おいしい胡椒餅を食べたいという方におすすめしたい“はずれなし”の人気店をご紹介します。
台北駅の南側、重慶南路と開封街一段の交差点にお店を構える「福州世相胡椒餅」は、饒河街夜市に本店をもつ行列必至の有名店です。
餡たっぷりの肉汁あふれる胡椒餅は、おやつやお土産に大人気。アクセスしやすい立地である上に、夜市へ行き損ねてしまっても楽しめるのがうれしいところです。
観光名所として有名な「龍山寺」から歩いてすぐ。路地裏にある「福州元祖胡椒餅」は行列覚悟で訪れたい人気店です。
釜焼きの胡椒餅はいつ訪れても熱々のものを味わえ、ゴマがふりかけられた香ばしい胡椒餅の皮の食感はやみつきになること間違いなし。ネギたっぷりの餡とのバランスも絶妙です。
新北市の淡水エリアにある「炭錢胡椒餅」は、炭火で焼き上げたパリッパリの皮が特徴。
胡椒をほどよく効かせた、うまみたっぷりな豚モモ肉入りの「赤肉胡椒餅」と、ジューシーな甘みが濃厚な豚バラ肉入りの「五花肉胡椒餅」の2種類から選べます。もちろん両方買って、食べ比べするのもおすすめです。
国立台湾大学付近に位置する「大學口胡椒餅」は、厳選した食材を使用した胡椒餅がそろっています。
豚・鶏・牛・羊から選べる胡椒餅は、麦芽糖を練り込んだ生地と、さわやかな香りの宜蘭ネギが、餡のうまみを引き立てます。肉の食感も感じられるほど、粗めにひかれた肉の餡が食べ応え満点です。
南京復興駅にあるブラザーホテルの東側にある「南京東路胡椒餅」は、餡を包むところから窯で焼くまで屋台で行うため、できたての胡椒餅が食べられます。
薄めの皮の中には、胡椒を効かせたうまみたっぷりの肉とネギがギュッと詰まっています。目の前で作っているのを見ていると、待ち時間も苦になりません。
1941年にオープンした南門市場の近くにある「丞祖胡椒餅」は、創業時から変わらぬレシピで作られた胡椒餅を堪能できます。
台湾ヒノキ使用の代々継がれた釜を使用して焼き上げる胡椒餅は、しっかりとした味つけで食べ応えも十分。ヒノキ独特の香りも漂う、ぜいたくな一品です。秘伝の味をぜひ召し上がれ。
※本記事は2017年7月時点の情報です
更新日:2025/05/01