シンガポールで過ごす年末年始

※2016年9月現在の情報です、現地事情により開催日や内容が異なる場合がございますので、ご了承ください。

2016年の開催日: 10/29
メインエリア: リトル・インディア

ディパバリは、世界中のヒンドゥー教徒にとって最も大切なお祭りと言われています。「光の祭り」とも呼ばれ、悪に対する善、暗黒に対する明かりの勝利を祝うものです。
シンガポール各所にあるヒンドゥー寺院では、大勢の信者たちでにぎわいます。
ディパバリが近づくと、リトル・インディアの通りは飾りつけで華やかに彩られ、中でもバザール「ディパバリ・フェスティバル・ビレッジ」には屋台がずらりと並びます。夜はオイルランプの炎が街をやさしく彩り、昼間とはまた違った雰囲気を味わうことができます。

手をヘナアートで飾るのもディパバリの習慣の一つです。ヘナアートとは、「ヘナ」という植物の葉のペーストで描くボディアートのことです。肌の角質を染めるので、1週間～3週間で自然と消えていきます（個人差があります）。インドでは、ひとつひとつのモチーフに意味が込めらており、ヘナアートが消えると願いが叶うとも言われています。

華やかな街の装飾を見るだけでも十分ですが、とても美しい一時的なタトゥーがさらにお祭り気分を盛り上げます。ヘナアーティストたちによってアートを施してくれる店もあるので、旅の思い出に挑戦してみてはいかがでしょうか。ポイントで手や腕、足首のみの部分的なアートも人気です。

2016年の開催日: 11月中旬～1月初旬頃
メインエリア: オーチャードロード

常夏のシンガポールでのクリスマスは、目を見張るようなイルミネーションのライトアップで飾りたてられます。
セールを行う店も多く、街はひときわにぎわいます。クリスマス・イブやクリスマス当日はレストランが混み合う為、事前予約がおすすめです。
また、街中には大道芸人や子どもたちのコーラス、ファッションショーやストリートパフォーマンスも出現。街中が活気にあふれる季節です。クリスマスの魔法に包まれる夢のようなひとときをお過ごしください。

11月中旬からの6週間に渡って、オーチャード・ロードはイルミネーションが輝くおとぎの国へと変身します。「クリスマス・オン・ア・グレート・ストリート」では、ベスト・イルミネーションの賞をかけて各施設が華やかな飾りつけを競い合います。タングリン・モールからプラザ・シンガプーラまでの2.2キロに渡って数百万個のイルミネーションが輝く、街路樹や壮大なアーチの光景をご覧ください。

写真を撮るのがお好きな方にはまさに絶好のスポットです。家族で、カップルで、お友だちと・・・お気に入りの光のアートを見つけてみましょう。

2017年の開催日: 1/28～
メインエリア: チャイナタウン

1月から2月は、チャイニーズにとって大切な旧正月。中華系が75%を占めるシンガポールでは、特に盛大に祝われる行事です。チャイナタウン通りでは伝統音楽が鳴り響き、真っ赤なランタンが飾られます。
突然あらわれるドラゴンダンスやライオンダンス、見事な山車やファイヤーイーターなども楽しめます。特に大晦日のチャイナタウンは、さまざまな出店と出し物で大にぎわい。チャイナタウンの出店のほとんどは、松の内はそのまま残っており、毎夜いろいろな行事が行われます。

旧正月に縁起の良いものを食べて一年の幸せを願うチャイニーズの風習は、シンガポールにも定着しています。チャイナタウンには、元旦の20日くらい前からお正月の食材を売る出店が並びます。ショッピングモールや市場でも、赤や金色が目を引く特設コーナーが大にぎわいです。

特に旧正月前になるといたるところで目にするのが「年糕（ニェンガオ）」。「年々、すべてがさらに良くなりますように」という意味が込められた、もち米粉に砂糖を加え、蒸して作る弾力のあるお餅のことです。チャイニーズの定番フードですが、シンガポールでは薄くスライスして油で炒めるか、蒸してココナッツを削ったものを載せて食べることが多いです。

毎年、マリーナベイエリアでは華やかなカウントダウンイベントが開催されます。特にマリーナベイ・サンズ前のエリアには例年国内外から多くの人が押し寄せる為、早めの場所取りが必須です。31日の夜に合わせて、景色が見えるホテルやレストランを事前に予約するのもおすすめです。
また、セントーサ島のシロソビーチでは毎年ビーチ・パーティー形式のカウントダウンイベントが開催されます。ビーチにいくつものパーティーゾーンを設け、音楽・ダンス・ペイントスプレーなどでカウントダウンが演出されます。水着で楽しめる、アジア最大級のビーチカウントダウンパーティーです。

※2017年のイベント情報については、シンガポール政府観光局Webサイトをご覧ください。