バンコクの王宮周辺は見どころいっぱい! 絶対外せない観光スポットまとめ
バンコク観光で訪れたい、王宮やその周辺の仏教寺院が集まるエリア。観光の中心となる、格式高い歴史ある王宮とチャクリー・マハ・プラサート宮殿、エメラルド寺院とも呼ばれるワット・プラケオ、涅槃仏のワット・ポー、さらに暁の寺ワット・アルンと、そのすべてが見逃せません。
バンコクの中心部にある王宮は、観光の一大拠点でもあります。敷地内にはいくつかの宮殿が建ち、王室の寺院ワット・プラケオが隣接します。
18世紀に造られた王宮は、タイ国内に複数ある宮殿のなかでも最も権威がある場所とされています。中でも見どころは、1882年にラーマ5世によって建てられた豪華なチャクリー・マハ・プラサート宮殿です。
タイの伝統と西洋様式による複合建築の美しさは、バンコク観光の目玉とも言えるでしょう。
王宮を訪れたら隣接する黄金に輝く寺院、ワット・プラケオもあわせて見学しましょう。
エメラルド仏とも呼ばれるヒスイでつくられた仏像が本堂に納められていることから、別名「エメラルド寺院」とも呼ばれます。数々の伝説を持つこの仏像は年に3回、タイ国王により衣替えの儀式を行います。
黄金の仏塔や回廊のラーマーヤナーの絵など、本堂以外にも見どころが盛りだくさんです。なお敷地内に入る際には、宗教上の理由により服装チェックが行われるため、必要な場合には肌を隠すための服をレンタルします。
王宮の隣に建つワット・ポーは、長さ46メートルの巨大な黄金涅槃仏で有名な寺院です。
長さ5メートル、幅1.5メートルもある仏の足の裏にはバラモン教の宇宙観が108の絵で描かれています。顔まで入るフォトスポットにもなっているので、ぜひこちらから記念撮影をしましょう。
この寺院は知識の殿堂とも言われ、一画には医学やヨガに関する絵や像が並びます。タイ古式マッサージの総本山でもあり、敷地内では本場のマッサージも受けられます。
チャオプラヤー川の対岸に建つ、ヒンズー教の聖地をイメージした仏塔を抱くワット・アルン。こちらもバンコクで主要な観光スポットです。細かな装飾がされた5基の仏塔は砕いた陶器で着色がなされ、高さ75メートルもある中央の塔には実際に登ることもできます。
朝夕の日に照らされる寺院の姿は美しく、また三島由紀夫の小説「暁の寺」でも有名です。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/05/01