こんなにあった!イタリアのパンの種類と料理を紹介
イタリアでは地域によってパンの種類が異なります。スナックのように食べられるものから、前菜や朝食として食されるものまで、バラエティーに富んだパンがあります。
食文化が豊かなイタリアには、パンの種類がたくさんあります。地域によって好まれる味や食感が違うので、パンを巡ってイタリア全土を旅したくなることでしょう。
日本でも広く知られているフォカッチャは、ジェノヴァが発祥の地です。歩きながらでも食べられるので、観光中におなかがすいたら気軽に買ってみてください。シンプルなパンにもかかわらずお店ごとに味が違うので、いろんなお店を食べ歩いてはいかが。
パリパリの外側にもっちりとした食感が特徴のロゼッタは、ローマのホテルの朝食によく出てくる、ローマを代表するパンです。見た目はポテッとしていますが、中は空洞になっています。ジャムをつけて、チーズや野菜などと一緒にと、いろいろとおいしく食べられます。
14世紀に誕生したグリッシーニは、スナック感覚で食べられる細長いパンです。プロシュットと呼ばれる生ハムを巻きつけて食べることも多く、スープなどの付け合わせにも活躍するパンです。
軽く焼いたブルスケッタに野菜、ハム、チーズなどをのせると、イタリア式の前菜となります。のせる野菜はトマトやなす、パプリカなど好きなものを選びましょう。カリッとした食感が魅力です。
薄い生地のピアーダは、通常のパンとは違い酵母が入っていないタイプ。チーズやハムなど好みのものをはさんで、二つ折りにして食べるのが一般的です。じゃがいもをはさむ地方もあるなど、味のバリエーションが楽しめます。
今度イタリア旅行に行く際は、ぜひパンの奥深い世界に注目してみてください。どのパンも個性的で味に違いがあることを発見できるでしょう。
※本記事は2016年11月時点の情報です
更新日:2025/06/19