ほっぺが落ちそう!イタリアのジェラートで旅の疲れを癒やしたい!
ジェラートはイタリアを代表する、由緒正しいスイーツです。本場だけあって、現地のジェラテリアはフレーバーも豊富にそろっています。無料でホイップクリームをのせてくれるサービスもあり、さまざまな楽しみ方ができます。
イタリアといえばジェラートの本場です。定番フレーバーからホイップクリーム追加まで、本場ならではの味わい方と現地のジェラート事情をご紹介しましょう。
ジェラートの歴史は古く、2500年前には存在していたといわれています。ジェラートに関するもっとも古い記録は旧約聖書。ここに出てくる「乳と蜜」は、牛乳や蜂蜜を混ぜたものを天然の雪や氷で冷やした、ミルクシャーベット状の食べ物のことだといわれています。
古代ローマ時代にも、ジェラートの原型となる食べ物は脈々と受け継がれていき、ルネサンス時代には、現代のジェラートに近い形になったと考えられています。
ジェラテリア(ジェラート専門店)に入ったら、テーブル席に座るか、テークアウトするかをまず選びます。テーブル席でゆっくり食べたい場合は、お店の人に伝えましょう。
テークアウトする場合は、レジでジェラートのサイズと数を伝えて料金を支払います。サイズはスモール、ミディアム、ラージでOK。本場のジェラテリアは盛りがいいので、日本人ならスモールで十分かも。
支払いが済んだらレシートをもらい、ショーケースの前へ。店員にレシートを渡し、カップかコーンを選択した上で、好みのフレーバーを選びましょう。
ジェラート大好きイタリア人。彼らがこよなく愛する定番フレーバーと言えばバニラ、ストロベリー、チョコレートといった、日本人にとっても鉄板のチョイスです。他にも香ばしい風味のヘーゼルナッツや、口の中をさっぱりさせてくれるレモンも人気ですね。
コクのあるものからさっぱり系まで、多種多様なフレーバーが楽しめるので、気分に合わせて滞在中に毎日違うフレーバーを試してみるのも面白いですね。
ジェラテリアでは、甘さ控えめの生クリームをのせてくれるサービスがあります。しかもこのサービスはイタリアでは無料。
オーダーの最後に「コン・パンナ(生クリームを添えてください)」と伝えれば、ジェラートが食べごたえある一品に。お店によっては店員の方から聞いてくれることもあります。
おいしいジェラートを見つけるコツは、アルチザン・ジェラートを扱う専門店を選ぶこと。アルチザン・ジェラートとは、それぞれのお店で手作りしているジェラートを指します。
ジェラート職人の手によるアルチザン・ジェラートは、工場で生産される大量生産のものとは一味も二味も違います。特に、ジェラート好きの地元客で賑わうジェラテリアは、当たりの確率が高いです。
食べ歩きにも向くジェラートは、旅のおともにおすすめのスイーツ。あっさり系でまとめたり、コン・パンナでパフェ風にしたりと楽しみ方も自在で、毎日食べても飽きません。
※本記事の内容は、2016年11月時点の情報です。
更新日:2025/05/01