イタリアの物価ってぶっちゃけどうなの?宿泊費や食費は?
一般的にイタリアと日本の物価は、そう変わらないといわれています。交通費に関してはイタリアのほうが少し安い傾向にありますが、食事代や宿泊費などはイタリアの大都市と東京の差はあまりありません。
旅に出ると気になるのが、外食や宿泊費など滞在中に毎日かかるお金。ヨーロッパの観光大国イタリアの物価はどうでしょう?日本と比較しながら、イタリアでの宿泊費や食事代、交通費などを見ていきましょう。
大都市では、日本とほとんど物価は変わりません。ミラノやフィレンツェ、ベネチアなどの観光都市では、食事代や宿泊費などは東京とほぼ同じと考えてよさそうです。ただし、どこの国でも共通することですが、地方に行けば行くほど安くなる傾向です。
ローマやベネチア、フィレンツェなど、観光客に人気の都市は宿泊費が高い傾向にありますが、その中でも特に高いと言われているのが水上都市のため土地が限られるベネチアです。特に観光シーズンの4月から10月頃は、早めに宿泊先を確保しておいたほうが良いでしょう。
街中を移動する際に便利な市内バスは、60分から90分程度の時間制乗り放題チケットが主流。値段は大人1人で1.0ユーロから1.2ユーロと安いので、観光に活用したいですね。
タクシーは日本と同様メーター制で、初乗り料金は4ユーロ程度です。東京都心よりは比較的安く利用できますから、状況によって使い分けましょう。
食事をする場合、一般的にリストランテ・トラットリア・ピッツェリアの順に食事代が安くなる傾向にあります。トラットリアでは夕食のみなら1人20ユーロから30ユーロ、ピッツェリアではピザ1枚あたり5ユーロから8ユーロが目安です。
バールやカフェでエスプレッソを頼む場合、席に座るか立ち飲みかによって0.9ユーロから1.8ユーロと金額に差が出てきます。豆知識として覚えておきましょう。
地元スーパーをのぞけば、その土地に根付いた商品を購入できます。パスタ麺やオリーブオイル、チーズなどの食料品から、文房具や生活雑貨までスーパーでいろいろ買えるのでお得です。お水もスーパーなら1.5リットルのペットボトルが40円程度からと、割安で買えますよ。
観光シーズンの4月から10月にかけては、世界中から多くの観光客が訪れるため、特に宿泊費が高くなります。滞在費を安く抑えたい場合には、シーズンオフを狙って旅の計画を立てると良いでしょう。
ただしシーズンオフの期間でも、クリスマスやお祭りの時期は宿泊費が上がるので気をつけてくださいね。
※本記事は2016年11月時点の情報です
更新日:2025/05/01