マカオ旅行

電車のなかったマカオにようやく登場「澳門軽軌鉄路」。観光がより便利に

世界遺産リストへの登録やカジノライセンスで、マカオはアジアを代表する観光地となりました。観光都市としてさらなる魅力を高めるために、マカオ半島とタイパを結ぶ、新たな交通機関の開発が進行中です。

マカオでの主要交通手段は車!電車がないのはなぜ?

東京都世田谷区の半分の面積しかないマカオは狭い国です。それだけに観光の基本は「徒歩」。主要な観光地の多くが密集しているためタクシーを使わずとも回れてしまいます。電車が発達しなかったのもそれほど必要性が感じられなかったからでしょう。

それでも端から端まで歩くわけにはいきません。そんな時は路線バスやタクシーのほか地元ならではの乗り物が利用されます。特に路線バスは70以上もの路線がマカオ内をすみずみまで網羅、運賃も数十円とお手軽です。

また、「發財車(ファッチョイチェ)」と呼ばれるカジノの送迎バスは空港やフェリーターミナル、そして主要観光スポットをめぐります。ちょっとした移動にはこの無料バスを上手に活用するとの声もあり、確かにこれを観光に利用しない手はないでしょう。

澳門軽軌鉄路(マカオけいきてつろ)はマカオ初のゆりかもめ!?

交通渋滞やタクシーの不足に加え路線バスの混雑など、交通面で問題が山積みとなっているマカオ。急激な人口増加に対応し観光都市としての役割が求められる中、交通問題の解決が待たれていました。

マカオ政府が採用したのは澳門軽軌鉄路。東京・お台場のゆりかもめと同じ形式の新交通システム(LRT:Light Rapid Transit)です。建設は日本企業の三菱重工業が受注、車両デザインは市民投票で決められました。

マカオ全域を通る澳門軽軌鉄路!開通するのを心待ちにしたい

マカオ半島とタイパを結ぶ新交通の路線は2本あります。第1期に着工されたのは、マカオ半島北部のボーダーゲートからフェリーターミナル、新口岸地区を経由し媽閣廟に至るマカオ線。そして西灣大橋を渡ってタイパ島へ入り、競馬場からコタイ地区をぐるりと迂回(うかい)して、マカオ国際空港、タイパフェリーターミナルに至るタイパ線の計2路線です。合計で約21キロメートル、全21駅です。ピーク時には最短2分間隔で運行される予定です。

第2期は半島北西部の青洲から紅街市、内港地区を経由し媽閣廟までのルートで全長5キロメートルとなっています。世界遺産の景観に配慮し路線の一部は地下を通る予定です。

実際に乗れるのはもう少し先?

当初の開業予定は2015年4月でしたが大幅に遅れが出ていて、タイパ線の運行は2019年となるそうです。(2016年11月現在)マカオ線についてはルートの調整作業中で開通時期は未定のままとなっています。

澳門軽軌鉄路の路線図、工事の進行状況など
  • 【URL】http://www.git.gov.mo/en/station.aspx

※本記事は2016年12月時点の情報です

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更新日:2018/10/22

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