マカオで朝食抜きなんてアリエナイ! お好み別食事スタイル
料理がおいしいマカオ、朝食もお楽しみがいっぱい。ふだん朝は食べないという人も、1日たくさん遊びまわるために、お粥や飲茶、カフェなど、中華やポルトガル流でエネルギー補給しましょう。ホテルのバイキングはメニューが豊富、ほかにもカフェでクロワッサンや街中でパンと、マカオらしいひと品を味わいましょう。
中華では朝食にお粥が日常的に食べられています。丁寧に炊かれたお粥はだしの味わいが効いていて、体に染み渡ります。
旅先で珍しい料理をついつい食べ過ぎてしまい、ちょっと胃腸が疲れ気味だなと感じたら、早起きをして地元の人が行く下町のお粥専門店まで散歩しましょう。にぎやかなローカルの人たちにまぎれて食べる朝食のお粥は格別です。
新鮮な具材を使い、ホルモンなども臭みがなくあっさりとした味わい。これに揚げパンをつけて食べるのがマカオ流。麺などを置いているお店も多いので、足りなかったら追加もOK! カロリーが気になる人は、朝をしっかり食べて夕食を控えめにするというのもありでしょう。
あれもこれも楽しみたいならホテルのバイキングへ直行しましょう。世界的に有名なホテルがひしめき合うだけあって、それぞれのホテルが独自の工夫を凝らした本格的な朝食を用意しています。
オープンキッチンで作られる飲茶やチャーハン、お粥などメニューの表記がわからなくても見た目で好みのものを選べるのはお手軽です。朝からマカオやポルトガルの料理など世界各国の味を楽しめるのもうれしい限り。
フォーシーズンズ・ホテルのレストラン『ベルカンサオン』では、朝食・ランチ・ディナーをそれぞれビュッフェスタイルで提供しています。
新鮮な魚介類やサラダのほか、パスタやインドカレーなどオーダーを受けてから作る“できたて仕様”。日本人パティシエが手掛け、繊細な味わいが魅力のスイーツも種類が豊富です。
カフェ文化がすっかり浸透しているマカオでは、街角のいたるところにカフェがあります。チェーン系の進出も多いですが、せっかくの旅行ですから、やはりローカルに根付くカフェがおすすめ。ここでしか味わえない味を探したら、テラス席で朝食がおすすめです。
マカオの有名なエッグタルトのお店『ロード ストーズ ベーカリー』をつくったアンドリュー・W・ストウ氏の、元夫人が立ち上げたカフェ。夫婦間に何があったかはさておき、こちらではエッグタルトばかりでなく、朝食にぴったりのパンやサンドイッチなどの軽食がいただけます。
街中で「餅店」もしくは「餅家」という看板を見かけるかもしれません。それはおもち屋さんではなく、パン屋さんのこと。マカオの人々はパンが大好き、街のあちらこちらで焼き立てのパンが売られています。
ココナツやパイナップルを使ったパンやデニッシュ系、中華風、大きなお肉を挟んだ「がっつり系」など、どこかにマカオらしさを感じられるでしょう。気になるものをいろいろ試して、すてきな朝食タイムにしましょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/04/19