マカオのエッグタルトを味わおう! 名店4選を食べ比べ
マカオは観光客を中心に人気のエッグタルトをはじめ、東南アジアでも有数のスイーツ天国です。ロード・ストーズ・ベーカリーやマーガレット・カフェ・エ・ナタなど、おいしいと評判の名店もたくさんあるので、食べ歩いても楽しむのがおすすめです。マカオ式や広東式の味比べも忘れずにどうぞ。
小さなエリアにいろいろなエッグタルトのお店があるマカオ。1口サイズのエッグタルトなら、いくつでも食べられそうです。価格は1個あたり8~10パタカ(約110~140円)ほどという安さも魅力で、ハマる人は大量買いして、旅行中のおやつに食べ続けるという話もあるほど。
生ものであまり保存がきかないのは残念ですが、旅行の際にはエッグタルトの名店めぐりを楽しんでみましょう。お土産には持ち帰り用に包装したタイプをどうぞ。
こちらはエッグタルト発祥のお店。イギリス人のアンドリュー・W・ストー氏がポルトガルのお菓子を改良して作り上げたのが最初でした。甘さを抑え、卵の風味をしっかり生かしたカスタードと、サクッと軽いパイ生地の歯ざわりがここのエッグタルトの特徴です。
日本にも出店しますが、マカオを訪れならやはり本場の味を試さずにはいられません。本店は南部コロアン島、近くでカフェもオープンしています。高級リゾートのベネチアンマカオにも支店を営業中です。
人気観光スポットのセナド広場にあるため、常にぎわっているお店です。実はロード・ストーズ・ベーカリーのオーナーの元奥様が出店したカフェで、両店のエッグタルトはよく似ています。強いて挙げれば、こちらのほうがカスタードは濃厚で甘さが控えめ。ぜひご自身で比べてみてください。
こちらのカフェではエッグタルト以外にも、パンやサンドイッチが楽しめるので、朝食やランチ、おやつなどにもおすすめです。
セナド広場に向かう途中の路地裏にあるポルトガル風のカフェ。マカオでも西洋人の比率が多いお店です。
こちらのエッグタルトは冷めた状態で食べるためにカスタードクリームはやや硬め。甘みは他のお店よりも強く、タルトもサクサクではなくしっとり系です。気持ちのよいテラス席でどうぞ。
エッグタルトがマカオから中国へとレシピや製法が伝わる過程において、焦げ目をつけない広東式と呼ばれるタイプが生まれました。当店は、そんな広東式エッグタルトの有名店です。
広東式の特徴は卵の存在感の強さで、焼き目の香ばしさがない分卵の味がダイレクトに伝わります。ツバメの巣入りのミルクタルトも併せて試してみましょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/03/26