マカオ・タイパ島の見どころまとめ。パステルカラーの街並みにうっとり
マカオ国際空港のあるタイパ島。マカオ半島のランドマーク「セナド広場」からはバスで約30分で到着します。話題のカジノばかりでなく、タイパ・ハウス・ミュージアムやタイパ・コロアン歴史博物館など、ポルトガルが統治していた時代の雰囲気を残すパステルカラーの街並みも必見。人々の信仰も篤い北帝廟も見逃せません。
タイパ・ハウス・ミュージアムは、かつてポルトガル人の高級官僚たちが住んでいたエリアを丸ごとミュージアムにした施設です。ペパーミントグリーンの美しいポルトガル様式の邸宅が5軒並んでいて、内部の見学も可能です。
家具や内装などが復元されており、当時のポルトガル人たちの暮らしぶりを垣間見ることができます。
タイパ・コロアン歴史博物館には、タイパ島とコロアン島の民族や歴史に関する資料が多数展示されています。建物はペパーミントグリーンのポルトガル様式で、中ではかつてタイパ島の主力産業として栄えた花火づくりの様子や、島で信仰されていた神々に関する資料などを学べます。
北帝廟(パッダイミュー)はタイパ島で最も古い道教の寺院で、北方真武玄天上帝を祀る道教寺院です。人々の守り神として信仰を集めており、観光客が見学している中でも地元の人々が次々とお参りに。いかに地元に深く根付き、篤く信仰されているかがわかるお寺です。
カルモ教会は、タイパ島で唯一のカトリック教会として知られています。パステルイエローに白の縁取りがされたかわいらしい建物で、時期によっては本物の結婚式に出くわすこともあります。平日は内部の見学はできませんが、ミサがある日曜日には見学もOKです。
タイパ島の南側にある官也街(クーニャストリート)は、最もにぎやかなグルメスポット。タイパ・ビレッジ内の全長150mほどの路地にたくさんの飲食店やお土産屋さんが集まり、観光客の多くがこのエリアに足を運びます。
大衆向けのお店が多く夜遅くまで開いている通りには、マカオ料理と広東料理だけでなく、地元のB級グルメのお店も。マカオのローカルに根付く食文化を満喫できるでしょう。お土産屋さんは試食させてくれるところが多いので、マカオ土産に食べ物を買いたい人にもおすすめです。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/02