マレーシアは希少動物の宝庫! 一度は会っておきたい動物たち
日本でもおなじみのオランウータンや、面白い顔のテングザル、美しいシルバーリーフモンキーやサイチョウなど、マレーシアには希少な動物が生息しています。保護区を訪れたりツアーに参加したりして、彼らと触れ合う旅もすてきですね。
赤道のほど近く、熱帯雨林の美しい自然が豊かに残るマレーシアは、日本ではなかなかお目にかかれない希少動物の楽園でもあります。保護区に行ったりツアーに参加したりして、かわいらしい動物たちに会いに行きましょう。
熱帯雨林の木の上で生活するオランウータンは、親しみやすい外見で人気ですね。赤ちゃんのいたいけな姿は実にかわいらしいものです。実は熱帯雨林の減少のため、絶滅の危機にあるオランウータン。マレーシアにはオランウータン保護区があり、ここではエサをあげながらの見学ができるなど、観光客にも人気です。
銀色の毛とかわいらしい外見が特徴的なのが、シルバーリーフモンキーです。実はこのシルバーリーフモンキー、子どものころはビビッドカラーのオレンジ色をしています。大人になるにつれ少しずつシルバーの毛色に変わっていくので、全く似ていない親子が一緒にいるところを見られたらかなりラッキーですよ。
テングという名前のとおり、長く垂れ下がる鼻が特徴のテングザルも、マレーシアのボルネオ島だけに生息している希少動物です。愛きょうのある顔つきで、一度見たら忘れられない存在です。リバークルーズで出会えるだけでなく、テングザル保護区でも観察しながら触れ合えます。穏やかな性格のテングザルに癒やされることでしょう。
南国らしい姿のサイチョウも、マレーシア各地に分布する人気者です。サイチョウは1メートル以上にもなる大きな鳥ですが、最も大きな特徴はくちばしの上にある、かぶとのような反り返った突起です。オレンジや黄色の派手な色で遠くからでもよく目立つので、木の枝の間を飛び跳ねる美しい姿は遠目からでも鮮明に写るでしょう。
自然豊かな土地マレーシアでの、のびのびと暮らしている希少動物に癒やされる旅は、普段の暮らしではなかなか味わえないものです。絶滅の危機にある彼らに思いをはせる機会にもなることでしょう。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/03