マレーシアのサバ州は魅力たっぷりの観光エリア! 行き方や見どころをチェック
マレーシア・ボルネオ島の北部サバ州は、クアラルンプール空港から飛行機に乗って3時間弱ほどで行くことができます。カダイク・ハンディクラフトや博物館&遺産村、ウェストン・ウェットランド、クンダサン戦争記念碑などが代表的な観光スポットです。
日本からも直行便が出ているマレーシアのサバ州。マレーシアの東ボルネオ島の自然や伝統文化を楽しめるこの場所は、時間をとってゆっくり回るのがおすすめです。代表的な観光スポットや楽しみ方をご紹介します。
サバ州はマレーシア半島の東沖、ボルネオ島の北部にあります。クアラルンプールからサバ州のコタキナバル空港までは、飛行機なら3時間弱で移動できます。また、成田空港からコタキナバル空港までの直行便が週3便就航していて、日本からはわずか6時間半のフライトで訪れることができる好立地です。
サバ州と言えば、手工芸で有名です。お土産にぴったりなぬいぐるみや雑貨、ソンポトンという伝統楽器や、首長族が作ったと言われる吹き矢、ココナツの形をしたハンドバッグなど、さまざまな手工芸品を楽しめます。
これらのお土産探しに便利なのが、コタキナバル中心地にあるカダイク・ハンディクラフトというお店。本物の手工芸品だけを集めたお店のため、安心してショッピングできます。
1985年につくられたサバ州立博物館&遺産村は、イギリス植民地時代の総督邸の跡地に建っています。サバ州や先住民族の文化や歴史を紹介する施設となっており、民族衣装や伝統技術、伝統家屋などが展示・紹介されています。
遺産村では、サバ州のさまざまな民俗家屋やライフスタイルを体験でき、伝統音楽や民俗舞踊を見学することもできます。
ヨーロッパによる植民地支配を受けたサバ州ですが、現在でもボルネオ島に古くからあった伝統文化を垣間見ることができる場所があります。それが、ウェストン・ウェットランド。古い桟橋や学校、商店などが今でも残っていて、かつてのボルネオ島の姿をしのばせます。
ここでは散策やリバークルーズも楽しめます。テングザルや鳥類、魚類などさまざまな生き物に出会え、ナイトクルーズに参加すれば時期によっては蛍の光に包まれることも。ロマンチックな時間を過ごせます。
第二次世界大戦での傷跡を示すシンボルが、クンダサン戦争記念碑です。「サンダカン死の行進」を行ったオーストラリアやイギリスの捕虜たちと、一緒に犠牲になったボルネオの人々を追悼する慰霊碑で、花に囲まれてかつての犠牲者に祈りをささげる清らかな場所です。
サバ州の観光スポットは、海沿いから内陸部まで広い範囲に広がっています。どのスポットもマレーシアの歴史や文化を知ったり、自然やレジャーを楽しんだりするには欠かせない場所です。時間にゆとりを持ってじっくりサバ州を楽しみましょう。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/06/18