マレーシアの民族衣装はとってもおしゃれ!女性用&男性用徹底解説
マレーシアの女性の民族衣装は、ゆったりとしたツーピースのバジュクロンにカラフルなスカーフのヒジャブを組み合わせたものです。男性は、カタヤという帽子にバジュマラユというスーツタイプの民族衣装を合わせます。
東南アジアの国々に旅行すると、その色とりどりの民族衣装に魅了される人が少なくありません。ムスリムの多いマレーシアには独特の民族衣装があります。ここではカラフルで魅力的な民族衣装を紹介します。
マレーシア女性の伝統的な服装は、バジュクロンというカラフルな民族衣装です。バジュクロンはツーピースで、上半身はトップス、下はスカート、丈やバックデザインは好みで選べます。全体的にゆったりとしたデザインになっています。
布地にもさまざまな種類があり、色合いも学生の制服のようなシンプルなものからカラフルなもの、中にはレースやビーズなどのゴージャスなイメージのものもあります。
イスラム教徒の女性であるムスリマと言うと、いつもスカーフのようなものをかぶっているイメージが強いのではないでしょうか。これはイスラム教徒には、外出するときは手と顔以外の部分を覆う習慣があるから。
このスカーフはヒジャブと呼ばれます。ヒジャブは色や柄がさまざまで、服装に合わせてコーディネートするとおしゃれです。巻き方もいろいろなバリエーションがあり、おしゃれなピンでとめてアクセントにすることもポイントです。
バジュクロンの男性版とも言える衣装が、バジュマラユです。やはりゆったりとしたデザインのトップスとパンツの、スーツタイプの服装です。
また、ムスリムの男性がかぶる帽子はカタヤと呼ばれます。カタヤには定番の黒や白の他にカラーバリエーションもあります。男性の服とは言えカラフルで目立つ服装が多く、バジュクロンを着ている女性と一緒に歩くととても引き立ちます。
ムスリムの文化が反映されたマレーシアの民族衣装は、肌を露出しない慎み深さが特徴です。その一方で色鮮やかで個性豊かな華やかさも持ち合わせており、とても魅力的です。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/02