上海でのSIMカード利用について。海外旅行先でもスマホを便利に使おう!
上海旅行中も、SIMカードを利用して快適にスマホを活用しませんか。いつも日本で使っている携帯電話を現地で使いたいと思っても、海外でそのまま使用すると、料金が高くなってしまいがち。でも、中国の携帯電話会社、または日本で販売している海外用SIMカードを使用すればネットを上手に活用できます。上海滞在中、安い料金で通話やモバイル通信を行う方法をご紹介します。
SIMカードとは、携帯電話でモバイル通信をするために必要な、加入者のさまざまな情報が入っているICカードの一種です。つまり、SIMカードが入っていない携帯電話では、通話やインターネットを利用することができません。
SIMカードには、音声通話とモバイル通信の両方が可能なタイプと、データ通信専用タイプがあります。
日本で使っているSIMカードは、日本の携帯電話事業者(キャリア)各社の通信サービスを使用するためのものです。そのため、同じSIMカードを入れたままで海外へ行って携帯電話で通信や通話を行うと、海外ローミング料金が請求され、通常の国内使用よりも高い料金を請求されてしまいます。
そのような状況を避けるために、もっと安い通信料で携帯電話を使える現地のSIMカードや海外用SIMカードをお手持ちの携帯電話に入れて使用する方法があります。
SIMフリーのスマートフォンを持っている場合は、SIMカードを入れ替えればそのまま使えることが多いです。
大手キャリアで購入したスマートフォンの場合は、そのままの状態では他のSIMカードを入れて使えない「SIMロック」の状態となっています。他のSIMカードを使うためには、SIMロック解除の手続きを行う必要があります。
上海では、短期間の滞在でも使いやすいプリペイド方式のSIMカードが各携帯電話会社の店舗で販売されています。また、現地で使用可能なSIMカードを、出発前に日本であらかじめ購入しておくこともできます。
50分の通話とデータ150MBが1カ月46元のプランで利用できます。旅行中に利用できる容量をオーバーしても、チャージをすれば引き続き使用できます。チャイナユニコムのSIMカードは、上海浦東空港でも購入可能です。
日本と同様の4G通信が利用できます。中国国内通話500分、データ3GBで200元のプランなら、短期間の旅行には十分でしょう。こちらのSIMカードも、上海浦東空港で購入できます。
日本のIIJmioやmineoなど格安SIMを販売している会社では、海外専用のSIMカードを販売しています。日本出発前にあらかじめ購入・チャージができるので、現地で購入する手間が省けます。
中国では、プリペイド方式のSIMカードを購入する際、身分証明書の提示が義務づけられています。身分証明ができない場合は購入を断られてしまいますので、必ずパスポートを持っていきましょう。
中国では、ネット検閲が行われていることが知られています。その影響で、普段日本で何気なく見ているサイトや使用しているアプリに接続されないケースも多いのです。
ネット検索でよく使われるGoogleや動画サイトのYouTube、FacebookやInstagramなどのSNSも、規制されており閲覧ができません。通話アプリのLINEも、中国国内では規制されています。日本にいる時と同じようには使えないアプリが多い点にも要注意です。
日本と中国の携帯電話利用で大きく違う点のひとつに、同じ携帯電話会社でも省が違うとプランや料金が異なったり、すでに利用しているプランが適用にならなかったりするケースがあります。
旅行先に上海以外の市や省が含まれている場合、上海で購入したSIMカードのプランがそのまま使用できない可能性もあります。SIMカード購入の際には、ショップで他地域での利用の可否について確認することをおすすめします。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01