上海の三大夜景。きらめく光の絶景が楽しめるルーフトップバー情報も!
上海には夜景を楽しめるスポットが各所にあります。世界的にも有名な高層ビルや近未来的な建造物、にぎやかな繁華街の明かりは、夜になると都市を美しく彩ります。ネオンが輝く絶景を街中やビルの屋上から眺め、上海の夜を満喫しましょう。
上海の夜景スポットは「外灘(ワイタン・バンド)」「陸家嘴(リュージャーズイ)」「南京東路(ナンジンドンルー)」の3つが代表的です。日が暮れると、鮮やかなネオンが光り輝き、昼間の街並みとはまた違う景色に変身します。三大夜景は市内にあるため、上海中心部の滞在であれば気軽に見に行くことができます。
19世紀後半から20世紀前半の租界地時代に建てられた、西洋建築群が有名な外灘エリア。黄浦区の中山東二路に位置し、地下鉄2号線「南京東路」駅からは歩いて25分ほど。夜にはエリア全体がライトアップされ、華やいだ雰囲気を楽しめます。
黄浦江沿いの遊歩道や歴史建築の屋上から、高層ビル群のネオンがきらめく浦東地区の全貌を見ることができます。情緒ある歴史的建築群と近未来的な高層ビル群のギャップが美しく、フォトジェニックな撮影スポットとして人気です。
地下鉄2号線「陸家嘴」駅を出てすぐにある陸家嘴エリアは、個性的なデザインの高層ビルが林立する巨大オフィス街です。
夜になると大・中・小3つの球体が特徴的なテレビ塔「東方明珠塔」など、高層ビル群が鮮やかに輝きます。また、高層ビルの多い陸家嘴では「上海環球金融中心」や「金茂大廈」などの展望台から、上海市内の夜景を一望することができます。
さまざまな電飾看板のネオンが煌々(こうこう)と光る南京東路は、上海一の繁華街です。全長約1kmにわたり、100年以上続く老舗店や、個性あふれる商店が600軒以上立ち並び、歴史と文化が凝縮されたエリアともいえます。
南京東路は、地下鉄1・2・8号線の「人民広場」駅から徒歩約5分、地下鉄2号線「南京東路」駅を出てすぐに位置します。人でにぎわう街を歩き、上海の空気感を味わいながら、夜景を楽しむことができます。
開放感ある屋外で、美しい夜景を眺めながらゆっくりと料理やお酒を楽しむことのできるルーフトップバー。中でも外灘エリアにあるルーフトップバーでの夜景観賞は、上海観光の醍醐味(だいごみ)といえます。
外灘の歴史的建造物を改装した「羅斯福公館(The House of Roosevelt)」の9階に、現代的な雰囲気のルーズベルト・スカイバーがあります。店内のほとんどがオープンエアで、対岸にある浦東地区の摩天楼全景をパノラマで楽しめます。
開放的なフロアにはステージやDJブースがあり、日によってライブやDJイベントが開催されています。シャンパンやオリジナルカクテルを味わいながら、大人のムードいっぱいのひと時を過ごしましょう。
同施設の8Fには、イタリアン・フレンチなどのヨーロッパ料理を楽しめるルーズベルト・スカイレストランもあり、窓越しの夜景と共に食事を楽しめます。最高級のヨーロッパ食材をぜいたくに使ったメニューが豊富にそろい、料理にぴったりのワインもセレクトしてくれます。
黄浦江沿いに建つ「ホテル・インディゴ・上海・オン・ザ・バンド」の最上階にあり、夜景を遮るもののない解放感たっぷりのチャー・バー。広いルーフトップからは黄浦江や外灘、陸家嘴の夜景をぜいたくに楽しむことができます。豊富なセレクションのワインセラーを備えるほか、新鮮な食材を使ったグリル料理など食事メニューもそろっています。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/06/16