タイの民族衣装はエキゾチック! お土産にもぴったり
タイの民族衣装といえば、タイシルクを使用したエキゾチックなドレスが思い浮かびます。タイの民族衣装には、男性、女性にそれぞれ正装があり、地域ごとにも特色があるそう。また、普段着に人気の『タイパンツ(フィッシャーマンパンツ)』やモン族などタイ山岳民族(少数民族)の刺繍やバッグ小物などは日本でも大人気です。
タイの民族衣装であるタイドレス。腰に巻くスカートのことを『パーシン』と呼び、これを折り返して布紐やベルトで留めます。『スアー』と呼ばれるブラウスに、『サバイ』と呼ばれる肩掛けをかけています。一部地域ではこの『サバイ』のみを身に着けて暮らしていたこともあるそうです。
タイの王族がいつも身に着けている男性の正装『スア・プララーチャターン』。一般の人も着用する権利が認められ、政治家などが着ていることが多いです。結婚式などの特別な儀式では、多くの男性がこの伝統衣装を着ます。
綿やシルクで作られていることが多く、デザインも様々です。タイ旅行中、伝統文化を伝える場所やレストランなどで、煌びやかなタイの民族衣装を身にまとった女性やダンサーを見かけるはずです。
タイではあちこちに、ドレスがオーダーメイドで作れるお店がたくさんあります。男性ならばシルクのスーツをカスタムメイドすることができます。
バンコクのスクムウィット通り沿いには特に多くのテーラーが並んでいます。タイシルクの素材のみを生かして、いまどきのパーティドレスのデザインに仕立てて売っているお店もあります。民族衣装に抵抗のある人でも、これなら興味が出てくるかもしれません。
日本でもアジアン雑貨やエスニック調の服は人気があります。日本ではタイドレスは1万円以上となかなか高価ですが、タイならば数千円程度。せっかくタイに旅行に行くなら現地で調達するのがお得です。
漁師さんなどが履いていたことから“フィッシャーマンパンツ”とも呼ばれている伝統的な『タイパンツ』。タイ全土で見かけます。
タイ語では『サバーイ・パンツ』と呼ばれるこのパンツは、かなりゆとりのあるズボンを、おなかの部分を紐で結んで履きます。どんな体型の人でも似合って、履き心地もよいことから日本のみならず、世界中でたいへん人気があります。おみやげとしても人気の一品でしょう。トイレのたびに紐を結びなおす面倒はあるものの、とても風通しがよく、日本の夏にもぴったり。
タイには少数民族も多く住んでおり、それぞれが独自の民族衣装を持っています。たとえば少数民族の『モン族』による刺繍のデザインはたいへん人気があります。
靴下やバック、室内用の靴からクッションカバーにスカーフなど、エキゾチックな柄のデザインがおしゃれです。こちらもお土産におすすめです。
特に近年注目を集めているのが、『モン族』『アカ族』『リス族』『ラフ族』といった山岳民族による鮮やかなバッグやお財布、ポーチなどの小物。特にバッグは日本でも大人気で、たくさん収納できるので使い勝手も最高です。
ここに本文を入れるまた、変わった柄やユニークなモチーフをもとにした独自のデザインは、それぞれ味わい深く愛らしいものばかり。現地には日本では売られていないものや、すぐ売り切れてしまうような人気商品など掘り出しものが見つかるかもしれません。
シリキット王妃がタイ文化の保存を目的として建てた博物館で、豪華なドレスの展示、ショップの品揃えの素晴らしさにも定評があります。
タイの民族衣装についてさらに詳しく知るなら、王宮の敷地内にある『クイーンシリキットテキスタイル博物館』はもってこいの場所です。
タイの民族衣装を着て写真撮影をするのも、タイ旅行ならではのいい思い出になります。
バンコクにはたくさんのスタジオが軒を連ねているので、お店を探すのには苦労しないはず。衣装を購入しても日本では着る機会もないし……という方には、こちらが一番おすすめといえるでしょう。
プロのメイクとカメラで、本格的な写真撮影を旅の思い出にどうぞ。
更新日:2025/05/01