タイの通貨バーツの相場や両替方法などのまとめ
タイの通貨は『バーツ』。1バーツは約3円前後を推移していますから、「バーツに3をかけた数ぐらい」が日本円への換算の基準。物価は首都バンコクで日本の1/2から1/3程度の安さ。バーツの入手は両替所・銀行・空港・ホテルで両替できるほか、ATMでクレジットカードを使うのもおすすめです。
タイの通貨は『バーツ(英:Baht)』で、価格表記には「B」と書かれていることが多いです。補助通貨はサタン(英:Satang)といい、1バーツは100サタンになります。お札の種類は1,000B、500B、100B、50B、20Bがあり、コインは10B、5B、2B、1B、50Sがあります。
1バーツは約3円(2016年9月現在)なので、バーツの値段表記に3をかけた額が日本円。買おうとしているものが高いか安いかを判断するときは、日本円で考えると相場感がわかるでしょう。
バンコク、チェンマイ、プーケットなどの観光客が多く訪れる場所では、空港・ホテル・両替所・銀行など、いろいろなところで両替ができます。
両替所には深夜まで営業するところもあるので、急にお金が必要になった際にも便利です。
しかし、郊外の方へ行くと両替する場所が減っていき、地方の都市では銀行しかない場合もあります。タイの銀行には20時ごろまで営業しているところもありますが、遠出をする予定の人は事前に都心部で両替を済ましておきましょう。
注意したいのが、ホテルでの両替です。ホテルの両替はかなりレートが悪いため、緊急時以外は使わず、街中の両替所で両替するようにしましょう。
タイでは問題なく日本円で両替できるので、事前に日本でバーツに両替する必要はありません。むしろ日本国内ではレートが悪いことが多いので、基本的には現地で両替するのがお得です。
クレジットカードを持っていれば、多額の支払いも安心です。キャッシングを利用すれば、日本から現金を多く持っていく必要がないため便利。近年は日本語ガイドのあるATMも増えているのでおすすめです。
しかし近年、タイではATMにスキミング装置が仕掛けらる犯罪が増加中。特に人気が少ない場所の、防犯カメラも設置されていないようなATMは疑ってかかるぐらいがちょうどいいかもしれません。できるだけ、銀行や日本でも知られているようなカード会社のATMを使うようにしましょう。
トラベラーズチェックは、簡単に言うと旅行用小切手のことです。購入後に自分のサインが必要なので、自分以外の人は使うことが出来ません。
発行の際に手数料はかかるものの、盗まれた場合は再発行ができるなどのメリットも。多額の現金を持ち歩く場合、トラベラーズチェックの利用を考えてみるのもよいでしょう。再発行の際にトラベラーズチェックの番号が必要になるので、あらかじめ控えておくのがポイントです。
現地でお金が不足すると困るからと多めに両替した結果、帰国の際に思いのほか外貨が残ってしまったという人は多いです。
余った分は帰りの空港で使ってしまうのが一番いいですが、どうしてもタイバーツが残ってしまう場合は、日本で両替するととてもレートが悪いので、なるべく現地で日本円に両替しましょう。
更新日:2025/05/01