タイ旅行で服装のオススメと気をつけるべきポイントは?
タイの服装選びのポイントは、常夏のイメージにとらわれないこと。季節や地域によって違いがあるうえに、12月ごろからは気温が下がり、1月には20度を下回るので長袖が必要になるシーンもあります。忘れてはならないのが、寺院やドレスコードのあるお店。対応するための1着をバッグに追加しておきましょう。
基本的にタイは、年間を通じて高温多湿で、不快指数も高め。バンコク・プーケット・チェンマイ・アユタヤでは、1年を通して最高気温は30度を超え、最低気温でも1月を除いていつでも平均20度以上です。
早朝でも30度を超える日があるため、観光客の多くは1年を通して半袖短パンでいる人が多いです。
タイには暑季、雨季、乾季の3つの季節があります。3月から5月が暑季にあたり、平均30度前後で最高気温が40度を記録する日も出てくるなどかなり暑いため、この時期はできるだけ涼しい装いが望ましいでしょう。
6月から10月は雨季で、暑季ほどではないもののムシムシと暑い時期。ただし日本の梅雨とは違って一日中雨が降るわけではなく、短い時間、突発的な大雨に見舞われます。折りたたみ傘やレインコートを持ち歩きましょう。
11月から2月は乾季と呼ばれる時期で、さわやかな晴天が続きます。
チェンマイなどの北部地方では気温が16度ぐらいまで下がる日も増えるので、春や秋ごろの衣料を持って行くのがよさそうです。
タイのタクシー、ホテル、デパート、レストランなどは、冷房が強めにかかっているところも多いため、長袖やカーディガン、ストールなどを1枚持って行くと重宝します。とにかく温度変化が急激にくるので、冷え性に悩むような人は薄手のダウンべストなどがあってもいいかもしれません。
タイ観光で外せない寺院巡り。タイでは寺院がとても神聖な場所としてとらえられており、中に入る時に服装チェックを受けなければなりません。短パンやタンクトップのような露出の多い服や、サンダルもNGと言われることさえあります。
そこで寺院巡りの日には、長袖シャツかサッと羽織れるものと、足首まで隠れるズボンを用意するのが良いでしょう。参拝客に上着を貸与してくれる寺院もありますが、有料の場所もあるので注意が必要です。
「星付きホテルに泊まる」「高級レストランに行く」などの場合には、決められたドレスコードを守りましょう。
ただしタイでは、スマート・カジュアル程度でOKな場所がほとんど。男性ならばボタンダウンのシャツやポロシャツにパンツ、女性ならブラウスにスカート、ワンピースなど。男女ともに、短パンやハーフパンツ、ビーチサンダルなどは避けるのが無難です。もちろん、現地で調達するというのも良いでしょう。
服装にプラスして持って行くと重宝するものは、日差しを避けるアイテムです。タイの日差しはとても強いので、観光で一日中外を歩くなら帽子やサングラス、日傘などもあったほうがいいでしょう。
日焼け止めを用意するなら、効果の高いものを選びましょう。ただしタイは蒸し暑い国ですから、汗で流れてしまうことを考えこまめな塗り直しが肝心ですよ。
更新日:2025/05/01