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船で海外旅行に行く方法とその魅力を紹介!

飛行機だけじゃない!船で海外へ行こう

日本は、陸続きで隣接する国がないために、海外旅行へ行くときには飛行機を利用することになります。でも飛行機の他に、もう一つ手段があります。それは船です。
船旅の魅力を知ると、旅の選択肢が増えます。パスポートを持って船に乗りこむ体験は、いつもの海外旅行とは一味違うものになるかもしれません。

船旅の魅力

船旅の魅力の一つは、非日常感、特別感にあるでしょう。全ての荷物を船に運び込み、海の上でひと時の生活をおくるのです。
飛行機の搭乗時のように、荷物を分ける必要もありません。まるで日常の延長のようですが、特別な時間を楽しむことが可能です。

個室になっている客室にすれば、プライベートな空間を楽しみながら、ゆったりのんびりできます。船旅は飛行機とは異なり、移動時間中も充実した海外旅行ができるのです。

日本からの国際フェリー

フェリーは、座席(部屋)により料金が変わります。いわゆる雑魚寝タイプの2等客室が一番リーズナブルです。
集団での宿泊と言っても、個々にロッカーがあったり、頭部には仕切りがあったりと、プライバシーに配慮した船舶も増えてきています。また各船舶により、部屋のタイプや定員人数も異なっています。

具体的なオススメの船旅は?

では具体的に、海外に船で行くならばどこがおすすめなのでしょうか?今回は船による海外旅行をいくつか選んでみました。

船で韓国へ

比較的お手軽な路線がこちら。西日本の各都市より韓国行きの船が出ています。
料金も2等客室なら片道\10,000しないものもあります。船の海外旅行を始めるなら、まずは乗船時間も短い韓国への船旅からはじめてみるのがよいでしょう。
一晩海上で過ごすものから数時間で到着する高速船までさまざまです。

カメリアライン株式会社(博多-釜山:多港国際ターミナル)
【URL】https://www.camellia-line.co.jp/
関釜フェリー(下関-釜山:下関港国際ターミナル)
【URL】http://www.kampuferry.co.jp/
JR九州高速船株式会社(博多-釜山:博多港国際ターミナル、対馬-釜山: 比田勝港)
【URL】http://www.jrbeetle.co.jp/internet/
株式会社サンスターライン(大阪-釜山:大阪国際フェリーターミナル)
【URL】http://www.panstar.jp/

中国への船旅

大阪・神戸発、上海行きのフェリーがあります。いずれも到着は翌々日になるので、船の中で2泊3日の旅になります。2等客室で20000円前後です。

上海フェリー(大阪-上海:大阪港国際フェリーターミナル)
【URL】https://www.shanghai-ferry.co.jp/
日中国際フェリー株式会社(大阪-上海: 大阪港国際フェリーターミナル、神戸-上海: 神戸ポートターミナル)
【URL】http://www.shinganjin.com/

ロシアへの船旅

ロシアへ向かう船はこちら。ゆったりとした船旅がロシア旅行への気持ちを盛り上げてくれます。なお、ロシアに入国する際には観光ビザが必要ですので、ご注意ください。

DBSクルーズフェリー(境港国際旅客ターミナル)
http://www.dbsferry.com/jp/main/main.asp

のんびりクルーズ船で外国へ

このほか、様々な国に寄港しながら世界各国を周るクルーズ船の旅も人気があります。
日本から船で出発して、世界一周するようなものもあれば、ヨーロッパまでフライトをしてから数週間ヨーロッパ周遊をするクルーズ旅行もあります。
前者はかなり高額になりますが、後者の旅行は十数万から参加できるものもあり、比較的参加しやすいです。

また、クルーズ船内での食事やイベントも料金内に含まれているので、旅の予算がたてやすいのも魅力。プールやフィットネスジム、映画館や子供向けのアトラクションなどのアクティビティ施設も充実しているので、船内をまわるだけでも楽しめます。

国内旅行もあります

フェリーや高速船に乗船しての旅は海外旅行のみではありません。
国内の離島行きの船もあります。パスポートやビザが必要な海外旅行をするほどではない、という方は国内旅行でひと時の船旅を楽しむのもよいでしょう。
値段も安価で、挑戦しやすいものになっています。

東海汽船(関東内複数港あり)
http://www.tokaikisen.co.jp/

船旅のデメリットは

そんな楽しい船旅ですが、そのデメリットはずばり船酔いです。
酔うまでではなくても、到着地(寄港地)に降り立った時の浮遊感は、誰もが感じることでしょう。
そのため、事前に自分が船酔いをしやすい体質か確認しておくようにしてください。
必要があれば、船酔いの薬を用意しておくようにしましょう。

【ご注意】

本内容は2017年1月現在の情報です。
各社が展開するサービスについては予告無く変更される場合がありますので、必ず公式ホームページで最新情報をご確認のうえ、利用を検討するようにしてください。

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