海外旅行で英語を使う場面として、特に思い浮かぶシチュエーションといえば、ホテルでのチェックイン。それだけならば、名前を伝えてパスポートを提示するだけですが、チェックイン時間より前に到着してしまったり、ホテルの設備やルールを尋ねたりと、英語を使う機会が多いかもしれません。今回は、ホテルにチェックインをするときに使える英会話フレーズをご紹介します。
「チェックインをお願いします。」という意味です。
ホテルでのチェックイン手続き時に必ず使うフレーズです。このフレーズの冒頭に「Hi!」など軽いあいさつをすると気持ちよく出迎えてくれるでしょう。
同様の意味を持つ言い回しはいくつかありますが、初心者はこちらのフレーズから覚えましょう。
・ Here is the hotel voucher and mu passport. (予約確認書とパスポートです。)
・ Do you have a smoking room available? (喫煙の部屋はありますか。)
・Can I get miles? (マイルをもらえますか。)※航空会社の提携ホテルなどで使うケースがあります。
・The hotel voucherまたはconfirmation slip (ホテルの予約確認書)
・Passport (パスポート)
・Smoking room (喫煙部屋)、Non-smoking room (禁煙部屋)
・deposit (デポジット、手付金)
特に高級ホテルでは滞在前にいくらかデポジットを要求される可能性があります。ぜひ覚えておきましょう。
「セキュリティーボックスはありますか。」という意味です。海外では、貴重品は必ずセキュリティーボックスに入れるようにしましょう。各部屋にダイヤル式のセキュリティーボックスがあることが望ましいですが、無い場合にはホテルのカウンターで預かってもらえることもあります。
・Do you have a map of the city? (この街の地図はありますか?)
・security box (セキュリティーボックス)
・a map (地図)
「チェックインの時間まで荷物を預かっていただけますか。」という意味です。チェックイン時間より前に到着してしまった場合、ホテル内の清掃などにより部屋に入れないことが多いです。
そのような場合は、スーツケースなどの大きな荷物をホテルで預かってもらい、身軽な状態にして周辺散策することができます。大きなホテルの場合は、荷物を預ける際に番号を告げられることがあるので忘れないように控えるようにしましょう。
・Would you bring my baggage to the room? My room number is xxxx.
(荷物を部屋へ運んでもらえますか。ルームナンバーはxxxxです。)
・keep (預かる)
・baggage (荷物)
・ room number(部屋番号)
・bring (運ぶ、持つ)
「朝食は何時から何時までですか。」という意味です。朝食を提供してもらえるホテルであれば、朝食が提供される時間を確認しておくようにしましょう。
またホテルによっては、朝食のチケットが必要な場合があります。スタッフがチケットを渡し忘れるケースもありますので、朝食の件については確認しておくことをおすすめします。
・Where can I have breakfast? (朝食はどこで食べられますか。)
・Can I have breakfast in my room? (朝食を自分の部屋で食べることはできますか。)
・breakfast (朝食)
・Where (どこで)
・When (いつ)
「円からドルに両替することはできますか。」という意味です。空港や現地の両替所を利用することもできますが、滞在しているホテルで両替ができると便利ですし安心ですよね。
日本の空港や銀行で両替するよりもレートが良い場合もありますので、渡航前にレートの確認をしておくことをおすすめします。
・Could you make change for this bill? (このお札をくずしてもらえますか。)
・In small change, please. (細かいお金にしてください。)
・make change (両替する)
・bill (お札)
「日本人スタッフはいますか。」という意味です。せっかく海外に来たのだから、英語の腕試しをしたい気持ちもありますが、何かのトラブルがあったときには日本人スタッフが常駐していると安心します。
日本人スタッフはいなくても、日本語を話せるスタッフはいるかもしれません。そのような場合には次のようなフレーズを使いましょう。
Is there anyone here who speaks Japanese?(日本語を話せるスタッフはいますか。)
・Japanese staff (日本人スタッフ)、Japanese speaking staff でも問題ありません。
・speak (話す)
「部屋で無料のWi-Fiを使えますか。」という意味です。日本よりも海外のほうがインターネット環境は整っています。無料で使えることもありますが、そのときには必ずIDとパスワードが必要になります。
まずは、無料のWi-Fiの有無を聞き、有料であれば料金を聞いてIDとパスワードを聞きます。Wi-Fi設備がなく、有線での接続でインターネットにアクセスできる場合はケーブルのレンタルができるかどうかを聞きましょう。
・Can I use the internet in my room? (部屋でインターネットはできますか。)
・Could you tell me the Wi-Fi ID and password. (Wi-FiのIDとパスワードを教えてください。)
・Can I borrow a cable? (ケーブルのレンタルはできますか。)
1. How much (いくらですか)
2. borrow (借りる、レンタルする)
3. free (無料の)
「この手配会社に確認していただけますか。」という意味です。チェックイン時に「予約がない」と言われたときに伝えるフレーズです。必ずバウチャー(予約表)を提示し、予約代理店に確認するようにお願いしましょう。
・Please check again. (もう一度確認してください。)
・the agent (手配会社)
・reservation (予約)
・call (確認する、電話する)
・passport (パスポート)
ホテルのチェックインだけでもこれだけのフレーズがあります。すべてのフレーズを覚えるのは困難なので「おさえておきたいキーワード」と「please」「Can I …?」「Do you have…?」などのよく使うフレーズと組み合わせて、実践してみましょう。