香港旅行のベストシーズンを考える際は、気候の傾向はおさえましょう。季節の移り変わりのある香港では、気候やイベントなどを組み合わせて計画するのがおすすめ。気候と天候に恵まれるのは10月~12月ですが、ブランドセールと合わせた時期に訪れても良いでしょう。年末年始も見もの、日本ほど寒くはありません。
海外に出かけるなら目いっぱいその土地を味わい尽くしたいもの。香港の楽しみ方はグルメにショッピング、観光と多種多様です。目的に合わせたベストシーズンを選びましょう。
最低気温 | 最高気温 | 降水量 | |
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1月 | 12.8 °C | 18.3 °C | 36mm |
2月 | 14.7 °C | 19.7 °C | 53mm |
3月 | 17.3 °C | 22.1 °C | 78mm |
4月 | 20.8 °C | 25.1 °C | 132mm |
5月 | 23.7 °C | 27.5 °C | 217mm |
6月 | 25.6 °C | 29 °C | 322mm |
7月 | 26 °C | 29.7 °C | 263mm |
8月 | 25.7 °C | 29.6 °C | 311mm |
9月 | 24.8 °C | 28.9 °C | 225mm |
10月 | 22.4 °C | 26.9 °C | 75mm |
11月 | 18.6 °C | 23.6 °C | 47mm |
12月 | 13.9 °C | 19.5 °C | 37mm |
亜熱帯性気候の香港ですが、季節の移り変わりという面では日本と非常によく似ています。平均気温では毎年7月がもっとも暑く、平均気温は28℃、30℃を超える日も。
春から夏の香港は降雨量も多いため、なんと「湿度100%」という日も。“不快指数は日本よりも高い”という声も上がるほどです。春から夏の香港はかなり蒸す、というのを覚悟しなければなりません。
反対にもっとも寒くなるのは1月ですが、最低気温は14℃ほどなので日本ほど寒くはなりません。ただし、室内が冷えるという口コミも多いことから防寒の準備はしっかりとしておく必要がありますね。
秋から冬にかけての香港は温暖で、一年で一番過ごしやすい時期です。日本では防寒着が必要になる時期ですが、香港では20℃を超える日がほとんどです。
湿度も気温も低めのため空気も澄んでいることが多く、ガスがかかりやすい春夏よりもはっきりとした香港の美しい夜景を見ることができるでしょう。
また、上海名物の『上海蟹』は基本的に1年中楽しめるグルメですが、卵を持つメスは10月から11月、白子たっぷりのオスは11月から12月ごろが一番おいしいとされています。
蟹のほかにもおいしい旬の名物が出始めるこの時期は、グルメを堪能するのにおすすめ。最高の思い出になるかもしれません。
年中ショッピング天国の香港ですが、特に人々を熱くさせるのは街をあげての夏と冬のセールです。特に夏のセールはかさばらず使えるアイテムが多いので人気です。
一般のショップのほか、グッチなどのハイブランドやアウトレットでもセールが開催されますから見逃せません。割引率は「折」で表され、有名ブランドも定番以外なら3折つまり70%オフになることも!湿気と暑さに負けず戦利品を勝ち取りましょう。
かなり蒸し暑い季節ですので、観光の予定は極力入れず、室内で過ごすことを中心にして旅行の計画を立てるのがコツです。
ショッピング天国の香港では、年末年始にかかわらずお店は開いています。クリスマスシーズンを過ぎると街中が色とりどりの旧正月のイルミネーションに彩られ街中が光であふれます。
年末年始を香港で過ごすならば年越しのカウントダウンも一大イベントです。ニューヨークやドバイと並び称される香港のカウントダウンイベントは音と光の豪華さに圧倒されます。音楽に合わせて打ち上げられる花火やLEDライトで夜空が埋め尽くされます。
お祭り好きの香港のイベントに合わせて計画を立てるのも面白いもの。西洋と中国の両方をお祝いするので、イースターやハロウィンと同様に中秋節や旧正月でにぎわいを見せます。四季折々の楽しみ方があるので、何度も訪れたくなる都市です。