ダナン国際空港はベトナム中部の空の玄関口として、各国からの旅行者を迎え入れています。国際線ターミナルでは1階で入国手続き、3階で出国手続きを行います。
リゾートとして有名なダナン。玄関口であるダナン国際空港は2017年5月に国際線専用ターミナルが新設されました。国内線が使用する第1ターミナルとは隣同士で、徒歩で移動が可能です。
国際線を利用してダナン国際空港に到着した場合、新ターミナルの1階にある到着ロビーへ向かいます。「Immigration」の指示にしたがってまずは入国審査を行い、預けた荷物をバゲッジレーンで受け取れば、すぐに出口へと出られます。
ベトナムから出国する際に使用する出発ロビーは3階です。こちらの各航空会社のチェックインカウンターで手続きを済ませ、その後は出国審査と手荷物検査を行います。3階にはカフェや土産物店、チケット変更などの手配ができるブッキングカウンターもあります。
施設そのものはあまり大きくないダナン国際空港。両替所は、国際線ターミナル1階の到着ロビーを出た先にあります。ATMなどもあるので、ここで最低限必要なベトナムドンを用意しましょう。ただしレートは市内の両替所が良いようです。
国際線ターミナルの3階出発ロビーには、搭乗までの待ち時間を過ごせるカフェがあります。フロアの右端にはベトナムのコーヒーチェーンのハイランズコーヒー、左端にスターカフェがあり、飲み物のほかベトナム版サンドイッチのバインミーなどの軽食が購入できます。外国資本の飲食店はダナンの街中での平均食費よりもかなり割高になっているので、ご注意を。
手荷物検査場以降にLOTTE免税店、JALUX免税店があります。JALUXは日系土産の専門店なので、日本へ帰国する方はあまり積極的に立ち寄る必要はないかも。メイドインベトナムの雑貨専門店もあります。
その他お土産ショップが数軒ありますが、空港だからこその目新しいお土産などはありません。お土産はダナン国際空港で買うより街の小売店で購入したほうが3割から5割ほど安いですので、できる限り街中で買い物を済ませてください。
店舗は全体的に米ドル($)表記ですが、ベトナムドンでの支払いを希望すれば利用可能です。
ダナン国際空港では、空港独自のWi-Fiが提供されています。ただしアクセスが集中していて、繋がりにくい場合もあります。
ダナン市全体では多数のフリーアクセスポイントが提供され、空港の内外で公共Wi-Fiを利用できますが、セキュリティ面や繋がりやすさには十分に注意して使いましょう。
ダナン国際空港から市街地までの交通は、タクシーを利用するのが一般的。タクシーは国際線ターミナルの奥にある、専用レーンから乗車できます。
ただしベトナムでは、ぼったくりタクシーの被害が多く報告されているので、「VINASUN」など評判の良いタクシー会社を選びましょう。また運転手によっては英語が通じないこともあるため、ベトナム語で記載された住所を見せておけば安心です。