ブリスベン空港では、出入国手続きにかかる時間を削減するため、便利なシステムが導入されています。乗り継ぎにもよく利用される空港ですが、国際線と国内線のターミナルが離れた場所にあるので、事前に確認しましょう。
ブリスベン空港は、ブリスベン市内から約13km北東に位置しています。クイーンズランド州最大の国際空港で、街の中心から車で約20分、電車では約25分と、市内からは比較的近い場所にあります。
出入国の手続きは、出入国カードの記入、出入国審査、税関、検疫検査があります。ブリスベン空港では、一般的な窓口審査はもちろんですが、スマートゲートという出入国管理システムが導入されています。eパスポート(IC旅券)保持者で16歳以上の渡航者が対象の自動入国審査システムで、KIOSKという機械にパスポートの顔写真ページを挿入し、機会の指示に従いながら出入国審査ができるというものです。
「Brisbane Airport」というブリスベン空港の公式アプリをスマホにダウンロードし必要事項を入力すると、QRコードが作成されます。あとは出国審査場の入り口に設置されているDeparture Card KioskでQRコードをかざせば記入済みの出国カードがプリントされるという便利な仕組み。記入が面倒な出国カードですが、このアプリがあれば事前に準備することができます。
ブリスベン空港には、国際線と国内線の2つのターミナルがあり、両ターミナル間は約2.5kmの距離があります。エアトレインを利用すれば約4分でターミナル間が移動できます。運行は1 時間に2本、ピークタイムには15分間隔で走っているので利用しましょう。また、無料で乗車できるバス(Airport Transfer Bus)も運行、ターミナル間の所要時間は約10分です。
国際線から国内線に乗り継ぐ際は、入国審査後に国際線ターミナル到着ホールにある乗継カウンターで手荷物を預けてから、国内線ターミナルへ移動するようにしましょう。国内線ターミナル到着後は、出発モニターにて出発便の搭乗ゲートを確認するのを忘れずに。
国内線から国際線へ乗り継ぐ場合は、手荷物を国際線最終目的地まで預けた方は、検査を受けた後に国際線ターミナルへ移動。ブリスベン空港からの国際線搭乗券を持っている方は、出国審査後、搭乗口へ進むようにしましょう。
ブリスベン国際空港では、無料Wi-Fiサービスが国内線、国際線ともに利用可能です。市内各所にも無料Wi-Fiがありますが、移動すると接続が切れてしまうため、あらかじめ海外用Wi-Fiレンタルを利用するとよいでしょう。
空港と市内間の主な移動手段は、エアトレイン、バス、タクシーです。エアトレインは約15分間隔で運行、国内線ターミナルを出発してから、ブリスベン市内までの所要時間は20分程です。両ターミナルと市内を走っているバスは所要時間30分程、タクシーですと20分程ですが、渋滞を考慮して移動するようにしましょう。
空港に着いたら、お土産の買い忘れや自分への旅の思い出に、オーストラリアブランドはいかがでしょうか。免税店は国際線ターミナルを歩いているとすぐに確認でき、衣料品や日用品、電化製品とさまざまなお店が並んでいます。日本でもおなじみのオーストラリアブランドのお店もありますので、国内よりもお得にゲットしましょう。