アメリカ旅行を考えるとき、気になるのは現地の空港事情。アメリカ行きの飛行機に乗るのなら、時間のかかる乗り継ぎではなく、できたら直行便で行きたいところ。しかし、どの空港へ向かう便を選べばいいのかわからないという人も少なくないのではないでしょうか。日本からアメリカの代表的な主要都市まで、直行便で行ける空港をピックアップしました。
広大な国土を持つアメリカ。そのため、国内には約1万を超える空港が点在しています。国内線での利用頻度も非常に高いため、世界一の航空大国と呼ばれているほどです。
日本からの直行便があるアメリカの国際空港は、日本のみならず世界各国からの利用者が多いので規模も大きく、設備も充実しています。有名な観光スポットへのアクセスも便利な空港が多いので、目的に合わせて利用したいですね。
ニューヨークの空の玄関口と呼ばれる空港。敷地面積は約20平方キロメートルと広く、成田空港の2倍の広さを誇り、空港施設の規模としては全米一。定期便は50を超える国々とつながり、100近い航空会社の便があります。
ジャマイカ湾に面した場所に位置し、中心街のマンハッタンまでは約24km。市街地までは電車、バス、タクシーが使えますが、深夜に到着する場合はスーパーシャトルやエアリンクシャトルが便利です。
西海岸のカリフォルニア州に位置する空港。貨物施設のヘリパッドが併設されており、ハブ空港としても活躍しています。9つある広いターミナルはシャトルバスで連絡しており、空港までのアクセスも幅広い公共交通機関で可能です。
空港周辺には、映画の街ハリウッドをはじめ、美術館やコンサートホール、有名大型テーマパークなどの観光施設が多数点在。観光の拠点としても便利な空港です。
カリフォルニア州の中では、ロサンゼルス空港の次に主要とされる空港。3つの国内線と1つの国際線に分かれたターミナル間の移動は、徒歩だけでなく、24時間運行する無料のエアトレインも利用することもできます。
サンフランシスコ市街地までは、高速鉄道やバスを利用しましょう。空港の敷地内には短期駐車用、敷地外には長期駐車用のパーキングがあるので、自動車でのアクセスも便利です。
イリノイ州シカゴ市の郊外にあり、8本の滑走路をもつ大規模な空港。その大きさから大手航空会社の利用率も高く、利用客数は全米で上位を保っており、アメリカの200近い都市、世界60カ国以上の路線が就航しています。
第2ターミナルから終夜運行の地下鉄を利用するのがおすすめ。地下鉄は、市内のみならず補助空港のミッドウェー空港まで直結しています。シカゴ市の中心部クラーク・レイク駅までは30分ほどです。
ワシントン州のシアトル市とタコマ市にまたがって位置する空港で、シータック空港と呼ばれています。アラスカ航空とホライズン航空のハブ空港としても使われています。
ダウンタウンまでは、路面電車のリンク・ライト・レールのセントラル線で所要時間30分ほど。途中にはシアトルマリナーズのホームグラウンドやチャイナタウン、シアトル航空博物館など観光スポットの最寄り駅にも止まります。
ミネソタ州最大の国際空港。デルタ航空の本部があり、デルタ航空はじめ、子会社のデルタコネクションや多くの米国主要航空会社が利用しています。空港の近くには米国最大のショッピングモール、モールオブアメリカも。シャトルバスを利用してアクセスできるので、ぜひ立ち寄ってみて。
電子渡航認証システム「ESTA」は、アメリカ入国の際に人物確認をするために必要となる、オンライン上の申請システムです。対象はビザを保有していない90日以内の旅行、または商用目的で入国する人で、取得の際は申請料として14ドルが必要です。
許可された日から2年間有効で一度出国すれば、日数はリセットされます。直前渡航の登録も可能ですが、72時間前までの登録が推奨されています。旅行が決まったら、忘れないよう早めに申請するようにしましょう。