日本の主要空港から上海までの飛行時間は、平均3時間、早くて2時間弱のフライトです。空港から市内の主要観光地へは、地下鉄やバスなどを利用して1時間以内。日本を出発してから計4時間ほどで上海観光を始められます。空港から近いホテルで旅の疲れを癒やし、安心・安全も確保して旅行を楽しみましょう。
日本の主要空港から上海を訪れるときは、2カ所にある国際空港のどちらかを利用することになります。どちらも、日本からの直行便が乗り入れており、飛行時間は2時間から3時間半と、日本から近い海外と言えるでしょう。
上海を代表する国際空港。日本各地の空港から上海へ向けて飛ぶ、LCC含む直行便の多くがこの空港へ乗り入れています。
第1ターミナルと第2ターミナルどちらのターミナルにもレストランやカフェ、両替所などがあり、日系のコンビニエンスストアも出店しています。国際線の多い第2ターミナルには、中華料理店の集まる一画もあります。
空港全体は上から見ると「田」の字型。中央の「十」の部分に地下鉄とリニアモーターカーが乗り入れているので、上海の主要観光地へのアクセスは抜群です。市内中心地である人民広場までは30分~1時間ほど。
浦東国際空港が開港するまでは、上海を代表する国際空港として使われていた上海虹橋国際空港。現在は国内線専用空港ですが、日中間の政府合意で、唯一、羽田空港からの定期便が就航しています。
市街地に近く、地下鉄10号線虹橋1号航站楼駅が、空港3号出口からの専用通路でつながっています。市中心部の「南京東路」までは地下鉄を利用して30分前後で到着します。
また、隣接する上海虹橋駅には、上海と中国国内主要地を結ぶ高速鉄道が乗り入れています。浦東国際空港と同じく、第1ターミナルと第2ターミナルに分かれていますが、こちらの空港はややコンパクト。到着ロビー・出発ロビーともに、飲食店や免税店などの数も浦東国際空港と比べると少なめ。その分、迷いにくく、歩きやすくなっています。