街が丸ごとエンターテイメントづくしのラスベガスでは、一人旅でも退屈することはありません。また、カジノでは大金が動くためか、他地域のホテルに比べ警備態勢は超強力。宿泊客以外はホテル階へ行けないようガードされていることも多いので、一人でも安心して泊まれます。
ラスベガスはカジノが有名ですが、エリア全体がエンターテイメントにあふれており、全米各地からリゾート客が集まる観光地です。さまざまな人が楽しめるように工夫されており、一人旅で楽しむことができます。
見どころのひとつは、「ホテル」です。意外に感じられるかもしれませんが、ラスベガスのホテルはただの宿泊施設ではなく、それ自体がエンターテイメント施設になっているのです。ホテルによっては無料のショーを提供しているところもあり、迫力満点の演出を楽しむことができますよ。
まず飛行機の着陸時から目にすることができるのですが、個々のホテルがまるでテーマパークのような外観をしており、エンターテイメントにあふれているのです。例えば、パリス ラスベガス (Paris Las Vegas)ホテルでは、エッフェル塔や凱旋門を縮小して建ててあります。ニューヨーク ニューヨーク ホテル&カジノ(New York – New York Hotel and Casino)には自由の女神像を縮小して設置されていて、マンハッタンの建物の外観を模しています。ホテルが建ち並ぶメインストリートからホテルの外観を見て歩くだけでも、楽しい気分になれるでしょう。
このようなホテルについては外観だけでなく、内部についても、モデルとなっている場所をイメージして作られています。ラスベガスは、ホテル内部にレストランやカジノがあるため、出入りは他の地域に比べて自由にできることも特徴です。カジノやレストランを利用しなくとも、出入りすることができるため、時間の許す限り、内部を見るのも楽しみ方のひとつでしょう。同じカジノでも、ひとつひとつのホテルで雰囲気が異なります。
ラスベガスは街全体がエンターテイメントであふれていますが、エンターテイメントのひとつであるショーについても、魅力があふれています。
ベラージオ ラスベガス(Bellagio Las Vegas)ホテルでは、ホテルの外側に大きな池が設置されています。この池では、数時間ごとに噴水ショーが開催されています。音楽に合わせて、噴水が巻き上げられるのですが、ホテルの3階くらいまで水がはね上げられるくらいの大迫力です。こちらは、無料で見ることができます。
また、このホテルでは、有名なシルク・ドゥ・ソレイユの常設ショーがあります。日本とは違い専用のショーのための舞台がホテル内部に設計されているため、大迫力の演出を楽しめます。舞台が高飛び込み可能なプールになっていたり、そうかと思えば普通の舞台なっていたりと圧巻のショーです。
サーカス サーカス ホテル & カジノ(Circus Circus Hotel & Casino Las Vegas)では、その名からイメージできるように、サーカスがモチーフになっています。常設のサーカスショーが行われており、無料で楽しむことができます。
MGMグランドホテル&カジノでは、火をモチーフにしたシルク・ドゥ・ソレイユのショーが実施されています。90度に近い傾斜の巨大舞台装置が舞台に現れ、演者がその舞台でアクロバティックな動きを見せてくれます。この人間離れした動きに圧巻される人が多く、人気のショーになっています。
このようなホテルにある有料のショーは普通にチケットを取ることもできますが、チケットセンターがいくつか町中にあり、完売していない当日のチケットを販売しているところがあります。この場合、通常のチケット価格よりかなり安く手に入れることができるため、ショー三昧の一人旅にできるかも!
カジノは大金が大きく動くところであるためか、カジノエリアでは警備員が絶えず巡回しています。ドリンクサービスの係員も頻繁に動いており、他の地域のホテルに比べて警備態勢は強力です。一人旅でも安心して宿泊することができます。
また、カジノ部分と宿泊部分のセキュリティを万全にするため、宿泊客以外は客室に行けないような工夫がなされていることが多いのです。例えば、客室に行くためには、エレベーターホールでカードキーを係員に提示しなければらない、など。例え宿泊していたとしても、カードキーがないと通ることができないようになっている仕組みを採用しているホテルもあります。
さらに、客室フロアであっても、自分が泊まっているフロアしかボタンを押すことができないようになっているところもあります。こうした二重のセキュリティ体制がなされているため、他の地域に比べて一人旅でも安心して宿泊することができるようになっているのです。