近年、ベトナムを訪れる観光客に人気なのが、フーコック島やコンダオ島、ニャチャンといったリゾート島。豊かな自然と美しいビーチ、充実したリゾート施設が日常を忘れさせ、バカンス気分を最大限に盛り上げてくれます。
最近までベトナムのリゾートはあまり注目されていませんでしたが、口コミなどで徐々に人気に火がつき、ゆったりとした時間を過ごすことを目的に訪れる人が増えています。ベトナムは常夏の島であり、まだ開発されていない島もあるので、美しい海にぽっかりと浮きながらのバカンスは神秘的で夢のようなものになるはずです。
そこでおすすめなのが、近年脚光を浴びているフーコック島です。ベトナム最南端にあり、カンボジアとのあいだに位置するこの島は、まだ人の手が入っていない部分の多い、ありのままの自然が魅力。沈む夕日をぼんやりと眺めたり、地元の人とのふれあいを楽しんだりするのもおすすめです。
またホーチミン市の南に位置するコンダオ島もフーコック島よりさらに自然な姿が残っています。未開発といってもリゾート島としての設備は整い、ダイビングも可能なので飽きることなく楽しめます。
ニャチャンはベトナムで随一といわれるリゾート地です。ベトナム人もこちらでバカンスを過ごすことが多く、手軽に行けて楽しみの多いところです。美しい白い砂浜が7キロメートルも続き、シュノーケリングなど豊富なアクティビティを楽しむことができます。リゾート地でゆっくりしたいけれど、いろいろな楽しみも欲しい、アクティブに動きたい、という人にはおすすめです。
1934年に建てられたゴシック様式建築のニャチャン大聖堂もおすすめスポットのひとつです。美しいステンドグラスを通して差し込む光が、清らかな気持ちにさせてくれます。ニャチャンの丘の上にあるロンソン寺では巨大な仏像を拝観でき、そこから一望する景色も必見です。泥風呂で美肌効果が期待できる、タップバー温泉も女性に人気のスポットです。
フーコック島やコンダオ島のように、比較的未開発の島でもリゾート地として宿泊施設は充実しています。
まず、リゾート気分を最大限に楽しみたいのであればヴィラがおすすめです。ほとんどがビーチにほど近く、美しい海を眺めることが可能です。バカンス気分を崩すことのないムード満点のプールやスパも選択する際のポイントのひとつです。
ベトナムにはコロニアル様式建築を意識したホテルも多くあります。フランス統治時代の名残とベトナムの伝統的な文化が織り混ざる独特の雰囲気は、エレガントでエキゾチックな旅を演出してくれます。
そのほか、都会的で利便性の高いシティホテルのような選択肢もあります。どんなホテルを選ぶかは、あなたがどんな旅を求めるかによって変わってくるでしょう。