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海外旅行のときライターはどうする?機内持ち込みルールをおさらい

ライターは預け荷物に入れましょう

日頃タバコを吸う人にとっては、ライターやマッチ類は生活必需品のひとつ。100円ライターのような使い捨てのものから、Zippoなどオイル充填式のものまで、多種多様な製品があります。海外渡航時、また海外から日本に戻ってくるときに気になるのが、タバコにまつわる制限事項。今回はタバコを吸う人にとって気になるライターやマッチの機内持ち込みに関するルールを紹介します。

一般的な飛行機への機内持ち込み・預け入れルール

ライターやマッチに限らず、機内に持ち込むのに注意が必要な物品があることはあわせてチェックしておきたいところ。まずは航空機への一般的な機内への持ち込み・預け入れのルールを紹介します。

持ち込み不可だが預け入れは可能

機内持ち込みはできませんものの、預け入れは可能という物品が下記の通りです。
海外旅行先で使用することを想定している人は、必ず機内持ち込みの手荷物ではなく、スーツケースなど預け入れる荷物に入れてチェックイン時に預けましょう。気付かずに手荷物検査場に進むと没収の対象となりますので要注意です。

  • 刃物やとがったもの:はさみやカミソリなどの刃物類
  • 工具:ハンマーやスパナなどの工具類
  • ゴルフクラブ・竹刀・サーフボードなど長いもの
  • 防水スプレー、染料スプレーなど日用品スプレーで引火性ガス、毒性ガスを使用していないもの

液体物の関しての機内持ち込みに関しては別途細則を定めている場合があります。各航空会社や国土交通省のサイトなどで念のため確認しておきましょう。

持ち込み可能だが預け入れは不可

反対に、機内に持ち込んでもよいですが、預けてはいけない荷物もあります。

  • 使い捨てライター
  • 綿にオイルをしみこませるタイプのライター(Zippoなど)
  • 安全マッチ
  • リチウム金属電池(単体)※リチウム含有量が8gを超える場合は不可
  • リチウムイオン電池(単体)※ワット時定格量160Whを超えるものは不可

なお、ライター・マッチは一人合計1点まで持ち込み可能となっています。

持ち込み・預け入れともに不可

以下に挙げる物品は持ち込みも預け入れもできません。海外の渡航先での使用を考えている人は、必ず現地で購入するようにしてください。主にはガス、燃料、火薬、毒性・酸化性物質などの危険物とみなされるもので、具体的に例を挙げると下記のようになります。

  • 燃料:バーベキューなどで使用する炭やZippoライターで使用するオイル類
  • 火薬:パーティーなどで使用するクラッカーや花火
  • 毒性物質:殺虫剤や農薬など
  • 酸化性物質:漂白剤や酸素スプレーなど※塩素系や混ぜるな危険の表記があるもの

ライター・マッチ類の機内持ち込みのルール

以上をおさらいしますと、ライターに関する制限はこのようになります。

  • ライター・マッチ類は小型のものなら機内への持ち込みはできますが預け入れはできません。
  • ガス式ライターのガス、ライターのオイル類は持ち込みも預け入れもできません。

もう少し詳しくルールを見てみますと、以下のようになります。

  • ライター・マッチ合わせて1人1個だけ持ち込める(ライター1つかマッチ1箱)
  • 持ち込みできるライターの種類:使い捨てライター(100円ライター等)・注入式ガスライター・吸収剤(綿)入りのオイルライター(Zippoタイプ)
  • 安全マッチの持ち込みは可(摩擦マッチは不可)

またこちらの機内持ち込みに関するルールは原則的なものであり、出発国の空港によっては機内持ち込みを認めないところもあります。
その他の注意点としては、もしZippoライターを持っていくとしますと、オイルまたはガス充填式のガスに関しては機内持ち込みも預け入れもできません。よって日本からの出国前に最大容量まで補充をして行くか、渡航先現地で調達するしか方法はありません。

大切なZippoライターやガス充填式のライターが没収される可能性を回避するためには、海外旅行時は日本に置いていくことがベターでしょう。使い捨て式の100円ライターなどを用意して使用することをおすすめします。

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