オーストラリア旅行

オーストラリアの移動は車が便利!運転で注意することは?

広大な土地を移動するのに便利なレンタカー。制限速度超過や交通標識の見落としに注意して運転しましょう。きっと快適な旅があなたを待っているはずです!

広大なオーストラリアをめぐる

日本の約20倍の面積を有するオーストラリア。あれやこれやと盛りだくさんの計画を立てると、その移動が困難となることは避けられません。広大なオーストラリアを満喫するためには、レンタカーを利用して思うがまま移動するのがおすすめです。

レンタカーがお得!

オーストラリアにもバスや電車はありますが、慣れていない外国でこれらを利用するのは楽ではありません。特に大変なのがバス。日本では次の停留所について毎回アナウンスが流れますが、オーストラリアではこうしたサービスはありません。自力で今自分がどこにいるのかを把握して、ボタンを押さなければなりません。乗るときも同様です。自分の乗りたいバスを見つけたら手を挙げなければ止まってくれないのです。

こうした勝手の違いに加え、オーストラリアは国土の広さからどこに行くにも長距離移動が必要。さらに、各地でアクティビティに興じようとすれば帰路が深夜に及ぶ場合もあります。そもそも、バスや電車では行けない観光スポットもあります。

そこで送迎つき、ガイドつきのツアー参加などは一つの手ですが、マイペースでのんびりするならやはりレンタカーが便利です。「海外旅行が初めて」「国内でもペーパードライバー」といった場合はややハードルも高めとなりますが、オーストラリアと日本では自動車交通の事情に共通点もあり、比較的運転しやすいともいわれます。海外でのドライブデビューを飾る場としてもふさわしいでしょう。

国際運転免許証を取得しておこう

『ジュネーブ交通条約』というのを聞いたことはありますか?この条約に加盟している国では、日本で私たちが取得している運転免許証を、同じように使うことができます。オーストラリアはこのジュネーブ条約加盟国ですから、日本で普通自動車の免許を取得していれば、オーストラリアの各地で自動車を運転できます。

ただし、日本で発行された免許証を、そのまま使うことはできません。なぜなら、日本語の免許証をオーストラリア現地人が読み取ることが難しいためです。そこで、日本の免許証の翻訳版である『国際運転免許証(国外運転免許証)』の取得について知っておく必要があるでしょう。

国際運転免許証の取得はとても簡単で、有効期限愛の運転免許証に加え、パスポート、タテ5cm×ヨコ4cmの証明写真、手数料(2650円)を運転免許試験場、免許更新センター、または指定の警察署に持っていけばよいのです。本人の手続きのみならず、代理人の手続きも受け付けてもらえます。

また、先に少し触れましたが、国際運転免許証は「日本の運転免許証の翻訳版」であり、現地人が読めるようにとの配慮ありきのルールです。近年ではレンタカー会社による翻訳サービスが充実し、国際運転免許証なしでも海外でレンタカーを運転できるケースも。

とはいえ、国際運転免許証は一度取得すれば一年間有効、顔写真がつくことからパスポートに代わる身分証としても使用できます。トラブル予防のため、現地での運転の予定がなくても取得しておくというのも賢明な判断といえます。

なおオーストラリアで国際運転免許については細則があり、有効期限や滞在期間に制限があるほか、各州によって条件が異なる部分があります。あらかじめ、訪れる可能性のある州を洗い出しておきましょう。

制限速度や路面標識は?オーストラリアの交通ルール

海外ではよく右ハンドルか左ハンドルかという重大な相違点がありますが、オーストラリアは日本と同じで右ハンドル、左側通行です。この点は若葉マークのドライバーにもとっつきやすく、オーストラリアが海外でのドライブデビューに適しているといわれる理由の一つになっています。

ただ、制限速度の取り締まりの厳しさや路面標識に関して、日本とオーストラリアでは違いがあります。オーストラリアは制限速度の取り締まりが厳しく、いついかなる時も超過することが許されません。違反が発覚した場合は、レンタカー会社経由で調べられた日本の住所へ罰金の督促状が送られてきます。

カンガルーとの接触は大事故につながることも……

日本ではほとんど見かけませんが、オーストラリアには動物のシルエットを示した交通標識が多くあります。特にオーストラリアで運転する際に一番気をつけなければならないのが、カンガルーです。道路上でカンガルーの死骸を見かけることも珍しくはありません。自動車にもダメージは与えるので、くれぐれも気をつけましょう。

気づかず違反!?トラブル時の対応はどうしたらいい?

日本ならば通常大目にみられそうな5キロ程度のスピード違反も、オーストラリアでは原則として許されません。気づかず違反していたという場合でも冷静に対処し、罰金については確認したうえで支払った方がよいでしょう。期限を過ぎれば滞納金が追加されてしまいます。

便利なレンタカー。いつも以上に注意して乗車しよう!

安全に乗ればとても便利な車。それは日本でもオーストラリアでも変わりません。普段乗り慣れているからといって、気を緩めることなく、運転しましょう。

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更新日:2025/05/01

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