オーストラリアの国民食!?ベジマイトのおすすめメニュー3食
オーストラリアで最もポピュラーな食品と言えばベジマイトです。独特の風味がある塩辛いこの発酵食品は賛否両論が分かれますが、ベジマイトをアクセントとして取り入れたペンネやピザなど、おすすめメニューは豊富にあります。
オーストラリアの有名な国民食にベジマイトという発酵食品があります。主にパンに塗るペーストとして知られていますが、実は他にも数多くのベジマイトを用いたレシピがあります。今回はそんな中でのおすすめメニューをご紹介していきましょう。
オーストラリアの代表的な発酵食品であるベジマイトですが、その原料は主に野菜や麦芽抽出物、塩となっています。ビールかすから抽出したイースト菌酵母によって発酵しているため、独特の風味豊かな食品なのが大きな特徴です。
ベジマイトの名前の由来は、野菜のベジタブルから取っているという説もありますが、その見た目と味を考えると、単純に野菜をペースト状にしたものとは全く異なるものとして認識したほうがいいかもしれません。
ベジマイトの外見は、チョコレートのペーストと見間違うほど似ていますが、その味はとても塩辛いのが特徴です。日本にあるような食品とは異なる独特の風味で、系統としては味噌やイカの塩辛に近いと感じる方も多いようです。
そんな塩辛いベジマイトをパンやクラッカーに塗るのがオーストラリアでのポピュラーな食べ方なので、日本人にはあまり馴染みやすくはないかもしれません。好まれる味かどうかは賛否両論あると言えます。
ベジマイトはジャムのように塗って食べるものというイメージが強いものの、調味料と同じ感覚で使うことも珍しくありません。ベジマイトを溶かし込んだだけのスープもあるほどですから、本格的な料理にも利用できるでしょう。
特におすすめなのが、トマトスープを使ったこってりペンネにベジマイトを少量入れた料理です。ベジマイトの塩辛さがアクセントとなり、より風味豊かな味わいとなります。それぞれの味が違和感なくマッチしており、意外とおいしいので、ベジマイトをそのまま食べるのは苦手だという方は一度試してみる価値はあるでしょう。
チーズのまろやかさは、ベジマイトの塩辛さを緩和してくれるので、相性が抜群にいいと言われています。オーストラリアのピザ屋では、ミミの部分にベジマイトを投入したピザ商品を販売したこともあるほどですから、ベジマイトピザもおすすめです。こってりとしたものが食べたい夜にもぴったりですし、濃い目の味で酒の肴にも合いますから、ビール片手に食べるには最適なメニューとなっています。話題の的にもなりやすいですから、にぎやかなパーティーに取り入れてみるのもいいでしょう。
好みが分かれる癖のある味わいであることに敬遠してしまうかもしれませんが、立派なオーストラリア文化の1つであることは確かです。まずはおすすめのメニューを味わってみてはいかがでしょうか。
更新日:2025/05/01