オーストラリアはコーヒー先進国! おすすめのコーヒーとカフェまとめ
独自のコーヒー文化を発展させていったオーストラリア。今では、ヨーロッパをしのぐ巨大なコーヒー大国となり、この国から新たなブームが発生する日も近いかもしれません。ここではおすすめのカフェや、日本とは違ったメニュー表記について、まとめてチェックしましょう。
昔イギリスの植民地だった影響から、オーストラリアでは紅茶の文化が浸透していました。
しかし、イタリアなど南欧系の移民が多くなると、エスプレッソ系の濃いコーヒーが楽しめるカフェが次々とオープン。徐々にオーストラリア国民全体にコーヒー愛飲者が増えていったのです。
今では1日に平均3~4杯のコーヒーを飲むのが当たり前だとか。すっかりコーヒーが文化として定着しています。
オーストラリアのコーヒーメニューには、日本では馴染みのない呼び方があります。例えば、一般的なエスプレッソを「ショート・ブラック」と呼び、シングルショットは1杯分、ダブルショットは2杯分を指します。
また、いわゆるブラックコーヒーに近いのが「ロング・ブラック」。熱湯にダブルショットのエスプレッソを注いだものです。これと、エスプレッソにスチームドミルクを注いだ「フラット・ホワイト」はオーストラリア独自のメニューなので、訪れた際はぜひ試して。
豆の栽培から販売までを一貫して行うカフェやドライブスルー専門店、世界でも名を知られた有名店やオーストラリア最大のチェーン店などスタイルは様々。いずれも現地オーストラリアが発祥で、オージーに長年愛されたコーヒーです。
「Byron Bay」とは、オーストラリア本土の最東端にある小さな町の名前。サーフスポットとしても人気が高いこの地で、1989 年に家族経営のコーヒーファームから始まりました。
現在もブレンド、焙煎からカフェやショップでの販売までを一貫して地元のコーヒーカンパニーが展開しています。手作りのオーガニックコーヒー豆は、豊かな風味とクリーミーなボディが特徴で、多くの人に愛され続けています。
2001年、オーストラリアのパースで開業したドライブスルー専用のコーヒーチェーン。その後、フランチャイズによる出店をスタートして急成長。国内だけでも50店舗以上まで拡大し、現在では世界中で展開しています。
メニューは挽きたてのコーヒー豆で淹れられるコーヒーのほか、パンやスナック類などもラインナップ。運転中の飲みやすさを考慮し、温かい飲み物にもストロー付きで提供するスタイルが話題に。
ハリウッドセレブたちから「世界一の朝食」と評され、日本でも話題になったビル・グレンジャー氏の店。実は、発祥はシドニーで、オーストラリア国内にも何店舗かあります。
日本店舗ではいつも行列ができていますが、本場シドニーでは人混みが少なく、ゆったりとした雰囲気で過ごせます。
代表的なメニューは、スクランブルエッグ、コーン・フリッター、リコッタチーズ・パンケーキです。香り高いコーヒーを味わいながら、世界一の朝食を堪能してみてはいかがでしょうか。
キリンがトレードマークのゴールドコースト発祥のコーヒーチェーン。オージーで知らない人はいないと言っても過言ではないほど、至る所でショップを展開しています。
メニューはシンプルなテイストから甘いフレーバーコーヒーまでさまざま。まずはカウンターで注文してみましょう。日本よりサイズが大きいこともあるので注意が必要です。
1989年にブリスベンに1号店をオープンして以来、オーストラリアでは、ほとんどのショッピングセンターの中に店舗が入っているほどポピュラーなチェーン店。今では世界9カ国で約400店舗を展開しています。
メニューは、ドリンク類のほか、マフィンやサンドイッチなどの軽食とスイーツのメニューも充実。スタイリッシュな店内はカフェというよりレストランといった雰囲気で落ち着いています。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/06/18