こんなに美しいなんて……グレートバリアリーフを楽しむなら離島へGO!
世界最大の珊瑚礁でありオーストラリアが誇る世界遺産『グレートバリアリーフ』。エメラルドグリーンの海が広がる一帯に、『グリーン島』『リザード島』『ハミルトン島』などそれぞれ魅力を持った島が点在しています。ウオーターアクティビティやゴルフを楽しんだり、リゾートホテルでのんびり過ごしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
オーストラリアを旅行する際にはぜひ行ってみたいグレートバリアリーフ周辺には多数の離島があるので、目的に応じて行き先を選ぶことができます。ここでは観光客に人気のある離島をご紹介します。
6,000年もの年月をかけてできあがった珊瑚の島『グリーン島』は、グレートバリアリーフを訪れる際の第1の拠点として多くの観光客が訪れています。島には熱帯植物が茂り、砂浜との美しいコントラストを描いています。100種類以上の動植物が生息していて、小さなワニ園ではワニの飼育や餌付けの様子を見ることができます。
古来の自然を保護しつつもリゾート地として整備されていますので、シュノーケリングや海中散歩(シーウォーカー)などのアクティビティを快適に楽しんだあとは、お土産品を選んだり、レストランで食事を楽しんだりもできます。
ケアンズから北東約270kmの場所に位置するリザード島。手つかずの自然と透き通るようなラグーンに囲まれたリゾートアイランドです。世界的に有名な『コッドホール』と呼ばれるダイビングスポットが近くにあり、多くのダイバーを魅了しています。
島内にある唯一のリゾートホテル『リザードアイランドリゾート』に宿泊する人だけが島に上陸できるので、静かにゆっくりと過ごしたい人にはおすすめ。ただし、原則として宿泊可能なのは大人。お子さまは年齢に制限があるため、ご家族連れには注意が必要です。
人の手が入らない自然が残されたハミルトン島では、さまざまなウオーターアクティビティを始め、バギーカーでの島内ドライブやコアラとの記念撮影、ゴルフなどを楽しむことができます。珍しいハート型の珊瑚礁を見るツアーは観光客や新婚旅行のカップルに人気です。
また隣の無人島にある『ホワイトヘブン・ビーチ』は、世界でも有数ビーチ。粉のように粒子の細かい砂浜『シリカサンド』と、青い海水がマーブル状の模様を織りなし、7kmにわたる絶景を作り出します。グレートバリアリーフ全体が奇跡的な美しさを持つスポットですが、こちらも一度は目にすべきでしょう。
グレートバリアリーフの外側に広がるアウターリーフには、人口の浮島(海上デッキ)『ポンツーン』が作られていて、そこを拠点としたさまざまなアクティビティが体験できます。
ポンツーンの魅力はなんといっても珊瑚との距離が近いこと!
ポンツーンから海に飛び込めば、そこはもう熱帯魚や珊瑚が生息している場所です。ツアー会社によってシュノーケリングや半潜水艦でのクルーズ、ヘリコプターでの遊覧飛行などのプラン設定があり、日帰りで参加することができるのも魅力。これだけでも十分グレートバリアリーフ観光の目玉になりますから、こちらのツアーを基本に他の旅程を組む人もいるほどなのです。
※浮島は強風の日にはかなり揺れます。船酔いしやすい人は注意しながら体験してみましょう。
各島には宿泊施設も充実しており、高級リゾートホテルから手頃な価格のバンガローまでさまざまなタイプがあります。場所によっては日帰りもできますが、ゆっくりと滞在できれば島のいろいろな表情を発見できるでしょう。
更新日:2025/05/01