バンコクで賢く両替! レートの良い3カ所はこちら
バンコクで両替するなら、レートの良い両替所を選びましょう。金額が大きいほど、入手できるタイバーツも多くなります。空港や銀行でもできますが、レートを考慮すれば最低限にしておくのがおすすめ。市内にあるシパコーンマネーエクスチェンジなどの有名店は、特徴的なイメージカラーの看板が目印です。
タイの通貨はバーツ(バートとも)Baht(Bと表記)。2016年12月現在のレートは、1バーツは\3.2586です。なお、タイからのバーツの持ち出しは1人5万バーツまでに制限されています。
物価の安いことでも知られるタイでは、大卒初任給が1.5万~2.5万バーツ(およそ5万1,600円~8万6,000円)と言われます。屋台で食べられるローカルグルメは20バーツ程度から、高級なレストランで食事をしたとしても1日1,000バーツもあれば好きなものを十分楽しめるでしょう。
中高級レストランやデパートでは、クレジットカードが使えるところも増えています。しかし、マーケットなどではカードの使えないお店も多いので、現地通貨も用意しておくと良いでしょう。
両替すると手渡されるタイバーツには、紙幣が6種類(10B、20B、50B、100B、500B、1,000B)、硬貨が6種類(1B、2B、5B、10B)が存在します。
紙幣の表面には、2016年10月に逝去したプミポン国王が描かれています。裏面の図柄は異なりますが、10B(ブラウン)、20B(グリーン)、50B(ブルー)、100B(レッド)、500B(パープル)、1,000B(グレー)となっており、色で認識できるようになっています。
補助通貨としてはサタン(Satang)があり、100サタンが1バーツです。サタンはあまり流通していないため、サタンでの支払いにはおつりが出ない場合もあるので注意しましょう。
バンコクにある空港(スワンナプーム空港、ドンムアン空港)での両替はもちろん可能ですが、レート的にやや不利な面があります。そのため空港に到着してからの両替は最低限にしておき、あとは市街地での両替をおすすめします。
確実なのは銀行です。両替専門のブースを設置している銀行もあり、こちらの営業時間は夜8時ごろまでと比較的長め。ショッピングセンターや商業施設のビル内に出張両替所を置いていることがあります。
民間の両替所も多く、空港や銀行よりも良いレートで両替ができる場合もあります。日本円専門の両替所もあるので活用しましょう。
滞在拠点となるホテルや移動経路上に、使いやすそうな両替所をおさえておくのがおすすめです。ただし注意したいのは、両替所によってレートが異なる点と手数料。両替する額が大きいほど差額も大きくなるので、事前にレートを比較しておきましょう。
シパコーンマネーエクスチェンジは、白地に赤い文字の看板が目印です。
日本円以外にも、ドル・ポンド・ユーロなどが両替可能。公式ウェブサイトでは日本円→バーツ、バーツ→円の現在レートが見られます。両替時にはパスポートの提示を求められるので、必ず持っていきましょう。
幅広い通貨に対応するMTエクスチェンジ。サバーンクワイ駅からは徒歩圏内です。クルンタイ銀行の向かい、赤い看板が目印です。
開業30年以上の老舗の両替所で、こちらもサバーンクワイ駅の近くにあります。薄いブルー色の「LD」が目印。エリザベスホテルの目の前に、もうひとつ支店(LD2)があります。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/01