バンコクではBTS! 乗りこなしてラクラク市内観光
バンコクを走るBTSは、サイアムやスクンビットなど主要エリアをカバーする高架鉄道。速くて安くて清潔で安全と、タイを移動する際に気になることがまとめて解決します。スクンビット線とシーロム線の2路線が営業中。プリペイドタイプのラビットカードを使えば、乗車も市内でのお買い物もお得になりますよ。
1999年12月に開業した、首都バンコクを走る高架鉄道BTS(Bangkok Mass Transit System Public Company Limited)。タイではロットファイファーとも呼ばれ、スクンビット線とシーロム線の2路線が営業しており、サイアム駅で乗り換えが可能です。
サイアム、スクンビット、プロンポン、エカマイなど、バンコクの主要エリアをカバーし、車内も清潔で安全、さらに運賃の安さも魅力。あわせてMRT(地下鉄)やエアポートリンクを使って、バンコク観光を賢く楽しみましょう
タクシーやトゥクトゥクのように、道路状況でアクセスが悪くなることがないのも大きなメリットですね。
BTSは朝5時ごろ~夜12時ごろまで運転しています。実は各駅の正確な時刻表はなく、時間帯によって運転間隔が設定されており、混雑時に2分半、そうでない時間帯は8分が目安です。
平日の通勤ラッシュ時には、車内がかなり混み合います。観光でスーツケースなど大きな荷物を持った移動の際には、朝・夕のラッシュを避けるのがおすすめです。
BTSの切符は以下の3カ所で購入できます。なお、自動販売機はどちらもタイ語と英語両方の表記があり、タッチパネルで切り替えられます。
硬貨を十分持っている場合はこちらを利用しましょう。
紙幣をくずしたい、紙幣しか持っていない場合はこちらを利用しましょう。
チケットオフィスでは駅スタッフが待機しており、聞きたいこと以外にも紙幣の両替も行っています。英語を話すスタッフもいますが、英語も難しい場合はメモ書きやスマホで行きたい駅名を見せるのも良いでしょう。
切符には3種類あります。一つは磁気式タイプ(片道切符とワンデーパスあり)、もう一つはICチップ搭載のラビットカードです。
もっともシンプルな切符。特定の目的地まで片道のみ切符を購入したい場合、こちらを利用しましょう。自動販売機で購入可能です。料金は16バーツ(約55円)から。各駅にある路線図に目的地までの料金が表示してあります。切符はその日の日付限り有効です。
1日間無制限で乗ることのできる切符です。料金は140バーツ(約480円)です。こちらも当日有効です。
ICチップを搭載したBTS切符です。日本の交通系ICカードのようにチャージをして、自動改札機のカードリーダーにタッチをするだけ。さらにファストフード店などで決済ができたり、ポイントプログラムがついていたりと、バンコク滞在でうれしい特典がいっぱいです。
各駅チケットオフィスの他に、「Rabbit Card Top Up」ステッカーが貼られた提携店で購入可能ですので、ポイントを使ってプレゼントなど旅を賢く楽しみましょう。
基本的には日本の乗車マナーと変わりませんが、以下のことに気をつけてBTSに乗りましょう。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/01