バリ島の州都デンパサールで歴史や文化に触れる!
バリ島・デンパサールは、ングラ・ライ国際空港から車で約40分ほどのところにある島の州都。歴史や文化を学んだり、現在の島の活気を味わったりしたいなら、デンパサールを訪れましょう。史跡や博物館が街の中央部に集まり、お土産探しもできる市場へのアクセスも便利です。
州都デンパサールは、歴史的な建造物が残る、バリならではの雰囲気を体感できる活気あふれる街です。デンパサールを訪れたらぜひ見学したいスポットをご紹介します。
デンパサール中心部にあるププタン広場は、1906年にオランダとの戦いに敗れたバドゥン王国の王族たちが、最期に正装に身をつつみ王宮前を行進した場所です。オランダ軍は王族や婦女子、僧侶までが加わったこの行進を攻撃し、被害者は3600にも及んだと言われます。
現在の広場には、民族の闘争を記念する「バリ人民闘争記念碑(バジュラ サンディ)」が建てられています。なかには市内を見渡す展望室や、戦争に関する資料も展示されています。
バリの歴史や文化を学ぶなら、バリ博物館を訪れましょう。美しい石像が展示される芝生が敷きつめられた敷地内を、散策気分で見学できます。
博物館は大きく三つの展示に分けられており、クリスと呼ばれる伝統的な短剣や素焼きの陶器、小銭などが展示され、バリの文化や知ることができます。
バリ博物館の隣にあるジャガナタ寺院はバリ・ヒンズー教の最高神をまつる寺院で、1968年に建立されました。ヒンズー教の寺院は肌を露出していては参拝ができませんで、サロンをレンタルしてから入りましょう。
敷地の中央には、宇宙を意味する塔が白くそびえ建ちます。満月や祭礼の際にはガムランが演奏され、地元の信者でにぎわいます。
バリ島最大規模の市場「バドゥン市場(パサール・バドゥン)」で、バリ島の活気あふれる雰囲気を楽しみましょう。
新鮮な野菜や果物、魚介類や肉や香辛料、さらにはお供え物から日用品までと、豊富な品ぞろえに早朝から大にぎわいです。お目当てのものは価格交渉をしてみても楽しいですね。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/02