美しい建造物! ドバイのモスクを観光しよう
ドバイ観光として有名なものは近未来ビルでのショッピングなどがありますが、ドバイ一美しいと言われるジュメイラモスクを訪れてみてはいかがでしょうか?イスラム教の文化を身近に感じられるツアーもおすすめです。
ドバイというと圧倒的な高さを誇る近未来的なビルや巨大なショッピングモール、白い砂浜と青い海といったイメージがあるかもしれません。しかし、せっかくイスラム圏であるドバイに行くのであれば近未来的な建物だけではなく、イスラム教の文化についても触れてみてはいかがでしょうか。この記事ではイスラム圏の文化を感じることができるスポットとしてモスク観光について述べていきます。
モスクとはイスラム教徒の礼拝施設で、教会や寺院と等しい施設です。イスラム教といえば、礼拝の多さは非イスラム教徒にも有名な話ですが、イスラム教徒は1日5回、聖地であるメッカの方向を向いて礼拝するという決まりがあります。信仰心の厚い人は、それ以上の回数を礼拝に費やすことも。礼拝時間のモスクでは、信者がイスラム教の聖典コーランを唱える声が響きます。
ドバイにもモスクはたくさんありますが、非イスラム教徒の立ち入りを禁じているのがほとんど。そうした中、観光客を受け入れているのがドバイ1美しいと言われる「ジュメイラモスク」です。ここは1978年に建設という比較的新しいモスクで、ドバイのモスクでは唯一、異教徒を受け入れていることで知られています。ほぼ毎日、予約不要で見学ができますから、イスラムの神秘的な世界観をのぞいてみてはいかがでしょうか?
また、モスクやイスラム文化の広報活動などを行うシェイクモハメッド文化理解センターを通じて、モスク訪問のみならずイスラム文化をさらに深く掘り下げるプログラム(90分)や遺跡めぐりツアー(150分/季節限定)なども行っています。どちらも事前予約必須ですが、軽い見学では物足りないという方におすすめ。ジュメイラモスクのwebサイトから申し込み可能です。
なお、ジュメイラモスクの目の前にはバス停(『Jumeira, Grand Masjid/ジュメイラモスク前』)はありますが、メトロの駅からは若干距離があります。近隣の宿泊でなければ、タクシーを使うのが簡単でしょう。
ドバイは観光都市ですから、観光のみならば服装に関して干渉されることはほぼありません。ただし、モスクの見学は、イスラム教徒である彼らの領域に足を踏み込むということ。観光気分にぴりりとした緊張感も必要になってくるでしょう。
例えば、女性は特にそうですが服装が重要です。イスラム教の規則で女性は特に肌を他人に見せてはいけないとされていますので、肌が露出するような格好をしていると、モスク内に入ることすらできません。女性用の正装(アバヤやスカーフ)を借りることもできますが、基本的にはモスクを訪れる肌を隠して訪れるようにしましょう。あらかじめ髪を隠しておくと、モスクの方にも歓迎されるはずです。
また、男性用にも正装(カンドゥーラ)の貸し出しもあるようですが、男性は女性ほど厳しい目で見られることはなく、半袖Tシャツや膝が隠れるズボンであれば大丈夫です。イスラム教徒と同じように、とはいかないかもしれませんが、異なる信仰や伝統へ敬意を払う意識が大切といえるでしょう。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/06/16