ドバイのゴールドスーク基本情報。出発前に要チェック!
ドバイのゴールドスークは金製品を扱う一大市場。どこを見てもゴールド一色で、ドバイでも屈指の人気スポットとなっています。購入の際は、消費税などの税金がかからず、加工代もリーズナブル。交渉も可能ですので、この機会に安く金を手にできるチャンスです。
スーク(souq)とは、アラブ人の文化として古来よりつづく青空市場を意味します。そしてゴールドスークとは、文字通り金製品を扱う一大市場。アーケード型のスーク内には何百という宝飾品店やアクセサリー店がひしめき、総量10トンとも20トンともいわれる金製の商品が並んでいます。
さらには金の自動販売機まであり、どこを見てもゴールド一色。お土産品探しにも人気で、ドバイでも屈指の人気スポットとなっています。
ゴールドスークの歴史は1940年代といわれており、そこまで歴史深いわけではありませんが、世界一金が安いということで知られています。
また、この市場は政府の管理下にあることから、偽物をつかまされるといった心配も無用。18金〜22金を主軸に、プラチナやダイヤモンドも含めてきらびやかな商品が売買されています。
例えば2017年2月21日、日本での相場は\4,517.02/グラムでした。これに対し、ドバイでは¥4,500.25/グラム。もちろん日によってどちらも相場が変わりますが、実は日本もドバイも国際金相場に基づく相場ですから、いつドバイに行っても値段はそこまで変わりません。「あれ?そんなに安くないっていうか日本と同じ?」ということにはなりやすいですね。
では、ドバイの何がお得なのでしょう?それは消費税などの税金がかからないこと、そして加工代が安いこと、交渉が可能という3点にあるといえます。特に値段の交渉は、一度は挑戦してみるべきですよ!
ドバイのデイラ地区にあるゴールドスークには、タクシーで向かうのもよいですがドバイメトロのグリーンライン、アル・ラス駅から徒歩で10分もかかりません。
地区入り口にあるショーウインドには、ギネスに認定された世界一大きいゴールドリングが飾られているので、すぐにわかるでしょう。ちなみに「金」曜日は市場の休業日ですのでご用心を。
金の相場はゴールドスーク内にある電光掲示板で確認することができます。そしてネックレスの価格は、金の重さプラス加工料プラス店の手数料です。
地金の純度とデザイン性は値段に大きく影響するので、例えば純度の高い24金でシンプルなネックレスを買う場合と、それより純度が少し下がる18金で凝りに凝ったネックレスを買う場合、値段が逆転するケースも。
金は最初に重さを量ってもらえますから、これに加工料と手数料を合わせて商品価格の10から15パーセント程度であれば良心的、それ以上は値切る余地があるでしょう。
金製品に値段が記されていることは、ほぼありません。したがって、値段交渉は自分で行う必要があります。せっかくドバイまで来たのですから、日本よりも高い値段で買っては損です。
あらかじめ金相場を調べ、欲しい金製品の加工料と店の手数料を割り出した上で粘り強く交渉してみてください。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/05/01