インドのルピーへ両替! おすすめの換金所や注意点は?
インドの通貨ルピーは日本での両替を禁じられているため、入国するまで用意ができません。到着後は、ホテルやATMを使うのがおすすめです。両替所は空港・街中を問わず、金額やレートなどが不利になることが多いので注意が必要。さらに高額紙幣は2016年に新しくなっているので、紙幣の確認も忘れないようにしましょう。
海外旅行で気になる情報のひとつが両替です。日本からインドに渡航するときも、現地の通貨ルピーに両替する必要があります。
インドルピーが原則として、国外への持ち出しが禁止されています。そのため、出発前に日本でルピーへの両替はできません。
ルピーに両替するには、インドに到着してから現地の銀行や両替所などで両替しなければなりません。
インド到着後、空港からホテルや街中へ移動するためにルピーが必要な場合は、空港内の両替所を利用します。
ただし、空港の両替所は一般的にレートが悪いうえ、「1万円以上でないと両替しない」と言ったり法外な手数料を要求したりすることもあるので、最低限の金額にするかATMを探してルピーを入手することをおすすめします。
レートなどを考慮すれば、ルピーへの両替はホテルかATM、もしくは大都市の両替所を利用するのがおすすめです。特にホテルやATMは手数料がかかるものの、トラブルも少なく安心して両替ができます。
街中の両替所もレートは良いのですが、枚数をごまかす業者がいたり、地方ではそもそも両替できる場所が無かったりするので、十分な注意が必要です。
両替時には、小額紙幣を多めに用意しておくと便利です。街中の商店では、高額紙幣で支払うとおつりが出ない、と言われる場合があります。
金額も、そのとき必要な金額だけ両替するようにしましょう。ルピーから日本円にするには両替証明書が必要なうえに、レートも相当悪いので、ルピーは現地で使い切ることをおすすめします。
都心部では、米ドルを利用できる場所もあります。日本円からルピーへの両替はできなくても、米ドルからルピーへの両替には応じる両替所もあるので、準備しても良いでしょう。
ただし、米ドルでおつりは出してくれない場合があるので注意が必要です。この場合も、小額紙幣で用意しておくと便利です。
インドでは2016年に、それまで利用されていた500ルピーと1,000ルピーの高額紙幣が廃止され、新しく500ルピー札と2,000ルピー札が使われるようになりました。
この影響で一時インドでは、ATMの利用金額に上限が設定されるなどの影響がありました。現在はほぼ解消されていますが、空港の両替所で旧500ルピー札を渡されるなどの混乱は今でも報告されています。
そのため両替所でインドルピーを入手したら、その場で手数料や枚数の確認をするのはもちろん、紙幣の種類を確認もすることをおすすめします。
さらにインド渡航前には、最新情報の確認も忘れないようにしましょう。また、以前旅行したときのルピーを持っている人も、十分な注意が必要です。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01