マカオで夜景を楽しむ! 有名どころもレアスポットも
マカオでは、さまざまな夜景が見られるのも魅力。星降るような輝くカジノのネオンに、世界遺産が集まる地区では古いヨーロッパ風の路地がやさしくライトアップ。圧倒するような建物も、荘厳さを増す教会や歴史的建築物も、昼とはまた違った表情を見せてくれます。さらに北京街のようなレアスポットまで楽しんでみましょう。
24時間眠らない街ともいわれるマカオでは、夜になるとことさら、カジノリゾートの存在感が増していきます。
カジノにホテル、ショッピングモールや劇場、ウオーターパークなど巨大な複合施設を有するリゾートの中でも、ひときわ目を引くコタイ地区にある「グランド・リスボア」は、カジノ王スタンレー・ホー氏がオーナーという、マカオのランドマーク的存在です。
「蓮の花」をイメージした近未来的な建物がマカオらしさを感じさせます。また極彩色に輝くカジノのネオンが辺りを煌々(こうこう)と照らす、これぞマカオのカジノリゾートといえるような超高層ビルは、マカオの夜の象徴といえる華やかさです。
マカオは、夜になると街中が鮮やかにライトアップされます。ヨーロッパの色濃い歴史的建築や町並みの雰囲気が、よりいっそう荘厳に、美しく浮かび上がります。歴史市街地区は徒歩で気軽に散策できますから、ぜひ、昼と夜の雰囲気の違いを味わってみましょう。
夜の散策のスタート地点もやはり、マカオ中心部のセナド広場。このあたりはカフェやお土産屋さんも多く、夜も多くの人でにぎわっています。セナド広場から敷き詰められる石畳を歩いて、聖ドミニコ教会や聖ポール天主堂跡、カテドラル(大堂)まで夜の散策を楽しみましょう。
遠くから夜景を眺めるのもよいですが、マカオのきらびやかなエンターテインメントを間近にしてみるのもおすすめ。
マカオのリゾートはサービス精神たっぷり。例えば、有名なホテルが立ち並ぶウオーターフロントにそびえるウィン・マカオの噴水ショーは、気軽に観覧できる豪華なショー。正面入り口前の噴水をステージでは、毎日15分おきに開催される数分間の無料のショーを楽しめます。
噴水に設置された300個以上の噴水口に、迫力の音楽と、炎とLEDがつくる光の洪水が見るものを圧倒します。使用される音楽もクラシックやロック、中国歌謡までバラエティー豊か。マカオらしいド派手な演出を楽しむことができます。
マカオといえばカジノ、カジノといえばネオンで輝く夜景。というのが一般的なイメージですが、マカオ半島側の北京街なども歩いてみましょう。このあたりもカジノが栄えるエリアですが、高級リゾートの洗練さとは異なり、古きよきアジアの色を残す、雑然とした界隈となっています。
そうした中でひときわ目を引くのが「質屋」のド派手な看板。マカオでは質屋もカジノ同様、24時間営業です。ギラギラと輝く質屋の看板の下あたりでは、悲喜こもごもの人生劇場が繰り広げられるのかもしれません。ただし、夜の外出には十分にご注意ください。
オープン・トップ・バスからは、また違った豪華な夜景を楽しめます。ガイドの話を聞きながら、ラスベガスのような迫力の夜景を堪能しましょう。天井がない2階建てバスに乗ればそれだけで開放的な気分。噴水ショーなどもバスに乗ったまま見られ、高い位置からなので眺めも最高です。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/03/26