マカオ観光ツアー! オプションに選ぶならリゾートや博物館がおすすめ
マカオツアーの定番と言えば、歴史地区やマカオタワー、カジノなどでしょう。でも時間に余裕があれば、郊外のコロアネ島でリゾート気分を楽しんだり、博物館めぐりをしてみてはいかがでしょうか。のんびりとした風情やパンダを出会ったり、街やワインやグランプリの歴史を学んだりと、いつもと違う楽しみ方が待っています。
コンパクトなエリアに、お楽しみがいっぱい詰まった詰まったマカオ。世界遺産や高級リゾートにカジノまで集まっているため、マカオでは中心地を1日~2日で気軽に見てまわるだけ、という方も多めです。
でも実はマカオには、穴場的お楽しみスポットもいっぱい。特におすすめは、南部コロアネ島でビーチリゾート気分を楽しむプランと、マカオ半島の博物館をめぐりプラン。マカオゆったりツアーを計画したらい、いつもとちょっと違う休暇を過ごしてみませんか。
車を使えば空港からは約20分、中心部のセナド広場からも約30分で到着する、豊かな自然が残るマカオ最南端のリゾート地のコロアネ島(コロアン島)。ここは海水浴やトレッキングなどが楽しめる、のんびりとした田舎のリゾート地という雰囲気です。
大型ショッピングモールやカジノの騒々しさに疲れたという人は、コロアネ島で数日のんびり過ごしてみましょう。ポルトガル統治時代のノスタルジックな街並みはお散歩するだけでも楽しいでし、リゾートホテル併設のゴルフコースでプレーを満喫するのもおすすめです。
聖フランシスコ・ザビエル教会は、日本史にも登場するフランシスコ・ザビエルの腕の骨が一時期安置されていた教会です。
1928年に建てられた、鮮やかなクリームイエローの美しいバロック式教会で、ザビエルに関する展示物もあるので、日本にゆかりの深いザビエルを学んでみてはいかがでしょうか。
教会から少し歩いたところには、譚公廟(たんこうびょう)という美しい建物があります。漁師の神様・譚公を祭った廟で、なかにある鯨の骨で造られたドラゴンボートも一見の価値ありです。
マカオ・ジャイアントパンダ・パビリオンは、間近でパンダが見られる穴場スポットです。中心エリアから離れているため比較的すいていることが多く、周りの人を気にすることなくかわいいパンダを楽しめます。
コロアネ島に行ったら、エッグタルト発祥の店として知られるロード・ストウズ・ベーカリーでぜひ元祖の味を食べてみてください。ここはマカオのエッグタルト発祥の店と言われ、カフェでは焦げ目がついた甘さ控えめサクサクトロトロのエッグタルトを、焼きたて熱々でいただけます。
ポルトガルとの歴史的なつながりが深いマカオでは、ポルトガルワイン(ポートワイン)も名物のひとつ。ポルトガルはヨーロッパの中でも最も長い歴史を持つワイン王国のひとつですが、マカオでは入手困難なワインを手に入れられることがあります。
そんなマカオでワインの歴史を学べるスポットのワイン博物館は、フィッシャーマンズワーフの北側にあります。広い敷地には数々の資料や、ポルトガルや中国の貴重なワイン1,100種以上が展示され、ワイン醸造にまつわる知識を学べます。試飲券を買えば好きなワインの味も楽しめます。
ワイン博物館の隣には、グランプリ博物館が建てられています。こちらは国際的なレースのマカオ・グランプリにまつわる展示が多数、アイルトン・セナや佐藤琢磨などこれまでの優勝者が乗っていたレーシングカーも見学できます。
なおこの2つの博物館は、リフォームプロジェクトにより2017年より閉鎖しています。再開時期はホームページなどで確認しましょう。
人気の世界遺産である聖ポール天主堂跡の東に位置するマカオ博物館は、マカオ最大級の規模を持つ博物館です。
ポルトガルの色を強く残すマカオの歴史に関する展示がある1階、人々の生活や伝統産業について学べる2階、西洋文化や市街開発など現代のマカオを知る3階と分かれており、各階途中の展示フロアも併せて見学できます。
かつての食卓風景や、歴史をわかりやすく紹介した街の模型やジオラマ、1940年代の貴重なカラーフィルム映像など、充実した内容となっています。
ウォーターフロントに建つ、銀色の円すいの形をした特徴的で近未来を感じさせる外観のマカオ科学館は、科学について楽しみながら学ぶことができるミュージアムです。
世界的建築家の中国系アメリカ人イオ・ミン・ペイ設計の館内には、14のギャラリーがスロープでつながれ、宇宙・環境・気象などについての展示品や体験コーナーが設けられています。
注目は美しいプラネタリウム、120を超える座席数を備え、時間帯によって2D・3Dの超高解像度の美しい星空を楽しめます。中国のロケット「神舟7号」の実物大の模型もあります。