一度は行きたい! 安くておいしい台湾式居酒屋の魅力とは?
台北の居酒屋では、安くおいしい地元のグルメが味わえます。漢字表記のオーダー表から推測してメニューを選べます。新鮮な魚介類を使ったメニューや、台湾式チャーハン、鍋などが人気のメニューです。
海外旅行に行ったらおしゃれなレストランに行くのもいいですが、現地の居酒屋でカジュアルに食事を楽しむのもいいでしょう。コスパがよく今まで食べたことのないおいしいものに出会えるのも魅力です。今回は台北の居酒屋「熱炒(ルーチャオ)」の魅力をご紹介します。
台湾の台北には台湾式居酒屋である「熱炒(ルーチャオ)」がたくさんあります。長安東路あたりは熱炒がひしめき合っていて、通称熱炒ロードと呼ばれるほど。看板に熱炒と書かれているため、それを目印に探してみましょう。熱炒はレストランなどと比べて価格が安く、100元(365円)ほどでメニューが構成されているお店がほとんど。お酒と新鮮な魚介類を筆頭に、幅広いメニューを楽しむことができます。
熱炒を見つけたらあいている席にどんどん入っていきます。お酒は冷蔵庫から持ってくるセルフスタイルで、カジュアルな雰囲気が新鮮に感じられるでしょう。地元の人もいっぱいいて、台湾らしさを味わえる場所です。日本語のメニューを置いてあるお店もあります。日本語メニューがなかったとしても漢字表記のため、推測してオーダーすることもできます。何が来るかワクワクしながら待つ感覚も海外旅行ならではの楽しい体験と言えるでしょう。
ルーチャオで人気の定番メニューのひとつが「炒飯(チャオファン)」です。熱炒には無料で食べ放題のご飯が付いているのですが、台湾風のパラパラしたチャーハンは格別なおいしさです。そして、台湾人にも大人気なのが「宮保鶏丁(ゴンバオジーティン)」で、これは鶏肉を唐辛子と醤油ベースの誰で炒めた四川料理系の一品です。
ほかにもアサリを薬味とオイスターソースで炒めた「炒海瓜子(チャオハイグァーズ)」や台湾風卵焼き「菜脯蛋(ツァイプダン)」など人気メニューがめじろ押しです。魚介たっぷりの鍋もあり、最後は雑炊にして魚介のうまみを味わい尽くすのもいいでしょう。
おいしくてコスパもいい熱炒ならたくさんの台湾料理を楽しめます。地元の人が愛するローカルの味は、実は地元の居酒屋に隠れているのかもしれません。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/01