台北でWi-Fiを使うならTaipei Free。登録方法と他のサービスまとめ
台北に旅行に行く前に、チェックしておきたいのが現地のWi-Fi環境。海外へ出かけたらInstagramやTwitterといったSNSに投稿して、友人とリアルタイムでシェアする人が増えていることもあり、気になる人も多いのではないでしょうか。台北のWi-Fi環境やおすすめスポットなどをご紹介します。
SIMフリーの携帯を持っていない場合、気になるのが現地でのネット事情。もちろん日本でレンタルしたルーターを持参したり、携帯キャリアの海外プランに登録したりといった手段もありますが、意外と高額になってしまうことが悩みのタネですよね。
そんな人におすすめなのが、現地の無料ネットワークサービスの利用です。台北市内中心部にはWi-Fiスポットが多数あるので、インターネットの利用にはほとんど困りません。
台湾には複数の無料Wi-Fiサービスがありますが、中でも便利なのは台北市が提供する「Taipei Free」です。
現地の空港や市内のトラベルサービスセンター、主要ホテルなどでもアカウントを登録できますが、あらかじめオンラインで申請すれば、現地到着後すぐに利用できます。数百もの市内のホットスポットで24時間接続できるので、いつでもどこでも安心してネットを楽しめます。
他にも「iTaiwan」や新北市専用の「New Taipei」といった無料のWi-Fiサービスがありますが、Taipei Freeとはいずれも相互利用ができる点も魅力。ひとつのアカウントで複数のサービスを利用できるなんてうれしい限りですね。
今回はTaipei Free公式ホームページからのオンライン申請の方法をご紹介します。日本語ページがあるため、申請もスムーズ。登録の際に必要なのは自身の携帯電話番号だけです。
質問項目は4つだけ。まず国名を「Japan」と登録すると、次の携帯番号欄に国番号「81」が自動入力されるので、携帯電話番号を入力しましょう。これがログインに必要なアカウントIDになります。
後は6~12字のパスワードとメールアドレスを入力すれば、登録した携帯電話にショートメッセージが届くので本登録するだけで完了。わずか数分間で登録できます。
携帯電話番号がない場合は、現地のサービスカウンターにてパスポートを提示すればアカウントを作成することができます。
Taipei Freeを利用したいときは、ホットスポットのロゴが目印。ホットスポットを見つけたら、端末からワイヤレスネットワークを選択して、ブラウザーを起動後、日本語版のサインページにIDとパスワードを入力すれば利用開始となります。
ワイヤレスネットワーク名は屋内外のホットスポットなら「TPE-Free」もしくは「TPE-Free_CHT」、市バスは「TPE-Free Bus」です。ちなみに1つのアカウントで一度に利用できるのは1デバイスのみ。例えばスマホとタブレットなどを同じアカウントで同時には使用できないのでご注意ください。
Taipei Freeは松山空港や台北駅、MRTの各駅といった公共交通機関などはもちろん、市内の数十軒におよぶホテル(「台北馥華商旅」(中山区)、「台北福華大飯店」(大安区))やカフェチェーン、300軒を超えるコンビニなどでも利用可能です。
公式ホームページでは公共施設のホットスポットを検索できます。また公式アプリがあるので、出発前にダウンロードしておくと便利ですね。
また、無料Wi-Fiサービスを提供しているカフェやホテルも増えているので、Taipei Freeが利用できない場合も安心です。
アカウント登録などが面倒な場合や、到着後すぐにインターネットを利用したい場合などは、日本でレンタルしたWi-Fiルーターを持参するのも一つの手。
日本国内の空港のカウンターでレンタルすることができるほか、出発前に自宅までルーターを宅配してくれるサービスを提供している会社もあります。
料金は滞在期間や使用したい容量によって異なりますので、各社のサービス内容を比較して決めると良いでしょう。
※本記事は2017年7月時点の情報です
更新日:2025/04/19