乾杯ビールは旅行の醍醐味!ベトナムビールを制覇せよ
ベトナムを代表するビール「333(バーバーバー)」は、苦みが少なく薄味でさっぱりした味わいです。北部の「ビアハノイ」はフルーティ、南部の「ビアサイゴン」はカラッとした喉ごし。屋台のビアホイで「ヨー」の掛け声とともに味わえば、現地の人たちとの一体感が楽しめます。
ベトナムの暑さを乗り切るのに欠かせない庶民の味、ビール。ベトナムは東南アジア1位のビール消費大国とされ、生産量も増加しています。今回は、ベトナムで広く親しまれているビールの特色や、現地での屋台の楽しみ方などについてご紹介します。
ベトナムを代表するビールといえば「333(バーバーバー)」。現地では「バーバー」と呼ばれ、親しまれている国産ビールです。さっぱりとした味わいが特色で、日本のビールと比べると薄味に感じられます。泡立ちがよく苦みが少ないので、ビール独特の苦みが苦手な人にとって飲みやすいビールといえるでしょう。クセがなくゴクゴク飲めますから、蒸し暑いベトナムの夏にぜひ味わってみたいですね。
ベトナム北部では「ビアハノイ」がよく知られ、親しまれています。グラスに注ぐと爽やかな香りが漂い、口に含むとフルーツのような香りが鼻を抜けていきます。苦みと香りのバランスがとれていて、ベトナムビールが初めての方にもおすすめです。
一方、ベトナム南部を代表するのは「ビアサイゴン」。カラッとした喉ごしが爽やかでライトな味わいです。ベトナムのビールは全体的にあっさりしていますが、現地ではビールに氷を浮かべ、さらに薄めて飲むのが一般的です。食事のお供に、水分補給を兼ねてたっぷり楽しむのがベトナム流といえるでしょう。
ベトナムでビールを安く楽しむなら、ビアホイと呼ばれる屋台がおすすめ。日本円にしてグラス一杯15円から45円程度で済みますので、値段を気にせずに楽しめます。乾杯の合図は「1、2、3、乾杯(モッ、ハーイ、バ、ヨー)」、省略して「ヨー」ということもあります。
ビアホイでは揚げ春巻きのようなビールに合うおつまみもあり、売り子も行き交って自由な雰囲気が漂います。地元の人との交流を楽しみ、活気を体感するのにピッタリの場です。
ベトナムのビールは日本のビールと比べると全体的に軽い飲みごこちで、おつまみと一緒に味わうのがおすすめです。氷を入れて飲むのが一般的ですので、暑い季節には飲みすぎにもご用心。
※本記事の内容は、2016年10月時点の情報です。
更新日:2025/05/01