ベトナムのベストシーズンはいつ? 寒暖の差にも要注意
ベトナムは南部、中部、北部に分けることができ、それぞれに雨期と乾期があります。ベストシーズンは乾期が良いですが、肌寒くなることもあるので、長袖は用意していくようにします。一方、地域によっては気温がかなり上がるので、暑さ対策もお忘れなく。
せっかくベトナム旅行をするのですから、100%ベトナムを満喫したいというのが本音ではないでしょうか。ベトナムは地域によって旅行に適したシーズンが異なるので、ベストシーズンを見極めることが大切になります。
ベトナムは日本と同じく南北に長い国なので、同じ時期でも旅行先によっては暑かったり寒かったりします。南部にあるホーチミンには5月から10月にかけて雨期のため、その時期に旅行へ行くのは避けたほうが無難です。
旅行のベストシーズンは湿度が低い11月から3月の乾期。湿度が低いと言っても寒いわけではなく日差しも強いので、日焼け対策の準備を忘れずに行いましょう。
中部のフエにも雨期があり、9月から12月は行くのを避けるべきでしょう。特に9月から11月は、洪水になるほど強烈雨が降るので要注意です。
フエの乾期は2月から6月で、その時期が旅行をするのに適しています。また9月から5月の間は肌寒い日もあるので、長袖や薄手の上着を持っていくと良いでしょう。旅行シーズンの6月は最高気温がかなり高いので、熱中症対策を怠らないように。
ベトナム北部にある首都のハノイは、南部のホーチミンと同じ時期が雨期です。夏休みのシーズンは雨期のため、この時期の旅行はあまりお勧めできません。ハノイの過ごしやすい時期は湿度が低くなる10月から2月でしょう。
しかし、この時期は最低気温もかなり低くなり、15度以下になることもあります。上着や長袖を忘れずに持っていくようにしましょう。一方日中は、最高気温は20度台と比較的暖かいので、半袖の準備も必要です。
南北に長いベトナムを良い条件で縦断旅行したいなら、2月がベストシーズンと言えます。2月前後を狙って休暇をとって、快適なベトナム旅行を思う存分楽しみましょう。
※本記事の内容は、2016年10月時点の情報です。
更新日:2025/05/01