ベトナムのおすすめ屋台料理。一度は食べてみたい
ベトナムの屋台でおすすめは、朝食ならフォーやバインミー、甘いジュースのヌックミア、フォー以外にもたくさんある麺料理、夜になったらビールを片手にバーベキューです。身体を壊さず楽しむためにも、衛生面には注意して食事するようにしましょう。
ベトナム旅行といえば、雑踏の中に活気よく立ち並ぶ屋台の風景を想像する人も多いでしょう。ぜひ挑戦してみたいですよね。たくさんある屋台料理の中から、おすすめ屋台料理とその楽しみ方をご紹介します。
朝ごはんを外で食べるのが一般的なベトナムでは、夜明けと共に屋台に人が集まります。定番のあっさりスープと米麺のフォーはやはりおすすめです。もうひとつの人気の定番朝ごはんは、バインミーといわれるサンドイッチ。
フランス統治時代に生まれたバゲットサンドに挟む具材は、チリソースに各種野菜、シーフードや肉を選んで、ヌックマム(魚醤)で味付けます。ベトナムならではの味が楽しめるでしょう。
屋台で飲めるジュースの定番と言えば、ヌックミアです。サトウキビジュースにかぼすやすだちを搾って入れてくれるので、甘いだけでなくほんのりした酸味が暑さや歩き疲れた身体をリフレッシュしてくれます。値段は1杯25円から50円程度です。
「ブン」という細めの米麺は、現地ではフォーよりメジャーといえるかもしれません。つけ麺風からピリ辛スープまで、好みの麺を探してみましょう。また、日本人にもなじみのある春雨麺は、ミエンと言います。
鶏肉のあっさりスープから炒め麺まで、野菜たっぷりのものや海鮮もあります。ほかにも、タピオカを原料としたバインカンなど、珍しい麺類を見つけられることも。地域の特産や好みに合わせてたくさんの種類を楽しむことができます。
ハノイやホーチミンなどベトナムの大都市では、夜の屋台も盛り上がります。最近の人気はビールを飲みながらのバーベキュー。夜になって道路を埋め尽くす屋台の席と人々の中で、七輪のようなコンロで焼いたお肉をビールとともにいただきます。雑踏と蒸し暑さの中での路上バーベキューは、ベトナム屋台を楽しむ格好の機会です。
値段や手軽さと現地の雰囲気を十分に体感できる屋台を楽しむには、最低限の注意も必要です。生野菜や魚介類はできるだけ避けたほうが無難です。揚げ物も、油が古くおなかを壊す可能性があります。それから、水や氷にも気を付けましょう。暑い中冷たいジュースが飲みたいときも、氷を入れてもらうのは避けたほうが賢明です。
衛生面など、注意すべきことがあるとはいえ、手頃な値段と屋台でしか味わえない雰囲気を体感するのは、ベトナム旅行の醍醐味です。早朝から夜まで、いろいろな顔を見せるベトナム屋台を満喫しましょう。
※本記事の内容は、2016年10月時点の情報です。
更新日:2025/05/01