ベトナム旅行

ベトナム調味料3選! 現地で安く手にいれたい

ベトナムの旅で食べたおいしい味を家に帰ってからも味わうためには、現地で調味料を買って帰るのがおすすめです。ベトナムらしい味を作り出しているヌクマムとマントム。世界一の生産量を誇る黒胡椒も外せません。

ベトナムの調味料をお土産に

旅の楽しみのひとつに食事があります。おいしい味に出会ったら、家でも再現できるように調味料を買って帰りましょう。ベトナム料理独特の味を生み出す3つの調味料、お土産に選んでみませんか?

ベトナムの醤油「ヌクマム」

ベトナム料理の特徴的な味を作り出すベースの調味料が、ベトナムの醤油「ヌクマム」。数種類の魚介を木樽の中で塩漬けし、数カ月から1年ほど発酵させて、熟成させた魚醤です。タイのナンプラーとほぼ原材料は同じですが、ヌクマムの方が塩分の少なさや発酵期間の短さから、魚介の風味がしっかりと残っています。

現地のヌクマムのボトルには、数字とアルファベットのNの右上に小さな○が付いた記号が記載されていますが、これはヌクマムのうま味度数です。数字が大きいものの方が香りやうま味が強くなるため、加熱せず生で味わうなら度数の高い物を選ぶとよいでしょう。

小エビから作った「マントム」

特に家庭料理の味を再現するなら、欠かせないのがマントムです。南北に細長いベトナムの中ほどに位置するダナンの特産品ですが、ベトナムの家庭てにはどこにでも必ずあるほどなじみのある調味料です。

マントムはmamtomと書き、塩辛いエビという意味なのですが、小エビをつぶした後に塩漬けして発酵させたもののため、日本人にはなじみのない強烈なにおいがします。

好き嫌いが分かれる調味料ですので自分用に購入する場合はおすすめですが、ベトナム料理を食べ慣れていない人にいきなりお土産として購入するのはやめておいた方がよさそうです。

「黒胡椒」

実は世界一の生産量

防腐効果や防虫効果のある胡椒は、食品を冷蔵保存する技術がなかった紀元前から盛んに取引されていた調味料です。インド原産のため、黒胡椒の生産量も輸出量もベトナムが世界一だというと驚くかもしれませんが、実はダントツのトップがベトナムです。

ベトナム最南端に位置するフーコック島などは胡椒の一大産地で、広々とした胡椒畑が広がっています。日本で買うと値段の高い粒の黒胡椒も、産地で買えばかなりお手頃価格。小さくて軽く、日本でもよく使われる調味料なので、配るお土産にピッタリです。

調味料から感じられるベトナムらしさ

魚介類の塩漬けを発酵させたヌクマムやマントム、暑い気候を生かして栽培する黒胡椒。旅の思い出話と一緒にベトナムの味をふるまえばよいお土産になりますよ。

※本記事の内容は、2016年10月時点の情報です。

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更新日:2025/05/01

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