香水の機内持ち込みは大丈夫？海外旅行の持ち物に香水を入れる時の注意点

海外旅行の荷物の準備といいますと、何を持って行こうか何かと頭を悩ませるものですが、特に女性は、化粧品や服など女性ならではの持ち物も多く、気を使いますよね。さらに長時間のフライトとなりますと、機内に持ち込むものも多くなりがち。中でも化粧品は必要不可欠、という人は少なくありません。さらに、普段から香水をつけている人は、機内に持ち込めるのかどうか迷う人もいるのではないですか。
また、免税店で化粧品や香水等を購入した際の取り扱いや注意点等も気になるところ。ここでは香水の持ち込みについて、ぜひ押さえておきたいポイントをご紹介します。

なぜ液体物の取り扱いは厳しい？

そもそもなぜ、液体物の持ち込みは厳しいのでしょうか？ナイフやライターなどの危険物はともかく、以前は機内持ち込みの検査はそれほど厳しくはありませんでした。しかしながら、実際に、液体物の組み合わせによる爆発を企図したテロ未遂事件なども起こっており、世界的に液体物の持ち込みにも厳しい制限が課されることとなりました。

香水の持ち込みは？

持ちこめる量に制限がありますが、機内への持ち込みは可能です。香水は化粧品に含まれるため、国際線を利用する場合は100ml以下の容器に移し替えて機内に持ち込む必要があります。手荷物検査で、規定外の容器に入れているのが見つかった場合は破棄を求められることもあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

免税店で購入した場合は？

ただし、セキュリティーチェック後の保安エリア内にある免税店などで購入した香水は、こうした持ち込み制限の対象外となります。またその場合は、100mlを超える容器であっても持ち込みは可能。
そのため、免税店でおみやげの香水や化粧品を大量に買ったとしても、機内に持ち込むことは可能なので安心です。

海外旅行への香水を持っていく際は慎重に

これまで見てきたように、注意事項を守れば機内に持ち込むことも、荷物として預けることも問題ありません。またお土産などでたくさんの香水を購入した場合は、預け荷物に入れて持ち帰るようにしましょう。ただし、ガラス製の容器に入ったものの場合は、輸送中に割れてしまう可能性もあるので機内へ持ち込む方が良いでしょう。なお、預け荷物に入れる場合、ビニールの袋に入れておくと割れてしまったりした場合も他の荷物への影響が防げるため安心です。

まとめ

化粧水や飲み物と比べて、香水はその存在をうっかり忘れてしまいがち。手荷物検査でお気に入りの香水が破棄という事態にならないように、事前にしっかりと確認しておきましょう。

また機内では周囲の人の迷惑にならないよう強い香りは避けましょう。香水のつけ過ぎは「香害」になります。機内は密室であることを忘れず、周囲の人に迷惑にならないよう気をつけることが大切です。

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